今回は携帯電話を中心としたタイの通信状況を見ていきたい。人口約6,600万のタイで携帯電話の加入者数は約9,000万で人口普及率は140%と高めである。そしてその携帯電話でも特にスマートフォンの急速な拡大がタイ市場の特徴である。
2014.02.27
まずこの週の大きな話題といえば、楽天によるViber Media,Ltd.(以下Viber社)の買収のニュースだろう。Viber社はモバイルメッセージング・VoIPサービス「Viber」を展開している企業。グローバルでメッセージや音声のサービスを提供するViber社を取り込むことで、新しい市場の開拓を目論む。
2014.02.17
シスコシステムズは2014年2月14日、モバイルデータトラフィックについて調査した「Cisco Visual Networking Index Global Mobile Data Traffic Forecast for 2013 to 2018」の結果を発表し、2013年から2018年の5年間でモバイルトラフィックは11倍に増加すると予測した。
2014.02.14
2014年2月2日、ニュージャージー州イーストラザフォードのメットライフ・スタジアムで48回目のスーパーボウルが行われた。スタジアムには8万2,500人の観客が見に来た。今回のスーパーボウル開催中にメットライフ・スタジアムにおいてアメリカの通信事業者3社のうち、どこの通信事業者のネットワークがよかったのかNexgen Wirelessがテストを行った。
日本初の大規模公開オンライン講座(MOOC)提供サイト「gacco(ガッコ)」の開設、受験勉強にスマートフォンを活用するサービスの開始、手話の学習アプリの提供と、スマートフォンなどの情報端末を教育に生かすための試みが登場している。今後は、スマートフォンを注視している子どもがいても、遊んでいるのではなく勉強しているのかもしれない。1月のキャリアの契約者数ではソフトバンクが純増首位に返り咲き。ドコモは純増ながら3位に戻った。PHSと携帯電話の間での番号ポータビリティ(MNP)が10月に始まることが明らかになった。
2014.02.10
電気通信事業者協会(TCA)は2014年2月7日、2014年1月の事業者別契約数を発表した。2013年12月はNTTドコモが首位を奪ったが、1月はソフトバンクモバイルが首位を取り戻した。
2014.02.07
2013年度第3四半期(10月〜12月)の決算がNTTドコモとKDDIから発表された。ドコモは減収減益ながらほぼ横ばいで復調を感じさせる。KDDIは様々な施策が順調に数値に現れるようになり大幅な増収増益を確保した。この週は、着るだけで生体情報を計れる服を作れる服地の開発など、将来へつながる新しい技術の開発や標準化といった話題が多かったのも特徴だった。
2014.02.03
MM総研は2014年1月30日、2013年の国内携帯電話端末の出荷台数の調査結果を発表した。総出荷台数は前年比10.2%減の3929万台。スマートフォンの出荷台数も前年比3.7%減の2928万台にとどまった。
2014.01.31
2013年11月19日、シンガポールの通信事業者Starhubは中国テンセントが提供するメッセンジャーアプリ「WeChat」専用のプリペイドのデータ通信プランの提供を開始した。1日利用で40セント(約32円)、1カ月で6ドル(約480円)である。それぞれ1日につき1GBまでシンガポール国内においてWeChatの利用が可能である。また2013年8月にはシンガポール最大の通信事業者Singtelがメッセンジャーアプリ「WhatsApp」専用のデータ通信プランの提供を開始している。こちらは1日利用で50セント(約40円)、1週間で3ドル(約240円)、後半1カ月で6ドル(約480円)である。それぞれ1日につき1GBまでシンガポール国内においてWhatsAppの利用が可能である。SingtelではWhatsApp以外にもFacebook利用に向けても同様のプランを提供している。
2014.01.30