WirelessWire News Technology to implement the future

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スタートアップ

  • コンバージェンス・メッセージング・システムのMavenir

    2011.02.02

    Mavenirはモバイル事業者が単なるパイプ事業者に陥ることなく、既存の設備資産などを活かして付加価値の高いサービス(モバイル・クラウド・サービス)を提供できるようなコンバージョン・システムを開発している。

  • 音声で会話する、バーチャル・アシスタントのVlingo

    2011.01.26

    Vlingoは2006年創業の音声認識技術のベンチャー企業であり、iPhone、BlackBerry、Android向けの音声・テキスト変換や音声認識アプリケーション(電話帳など)を提供している。創業者は今では大手ライバル企業となったNuance社(当時はSpeechWorks社)の共同創業者で、カーネギーメロン大学時代から音声”オタク”のスピーチ・サイエンティストとして知られていたらしいMike Phillips氏ら3名。これまでにCharles River Ventures、Yahoo!、AT&Tなどから総額2650万ドルの資金を得ている。

  • OTAリモートサポートのInnoPath

    2011.01.21

    無線を利用して携帯電話などのデータやソフトウェアを書きかえるOTA(Over-the-Air)技術のInnoPath Software(旧社名はDoOnGo)はKDDIやNTTドコモ、シャープ、NECカシオ、AT&T、タタ、ノキアなどを顧客に持ち、携帯電話機のソフトウェア更新サービスなどを提供してきた企業だが、近年はスマートフォン時代のリモートサポートに軸足を完全にシフトしているようだ。

  • M2Mクラウド型プラットフォームのAxeda

    2011.01.20

    M2MのAxeda Corporationは2000年創業で、当初は主に製造業などの大企業に対してセキュアなリモート・アクセスのサービスを提供していた。現在は、M2Mクラウド・プラットフォームと銘打って、簡単にM2Mシステムを構築できる基盤とアプリケーションを医療機関、輸送機関、消費者家電、工業その他、広範な企業顧客に提供しており、ここ数年で急成長中のようである。

  • ソーシャル・バイオメトリクスのMintigo

    2011.01.19

    Mintigoは、おそらく2009年創業のイスラエルのスタートアップで、「ソーシャル・バイオメトリクス」なる技術の事業化を目指している。ニューヨークにもオフィスを構えており、米国の有力なベンチャーキャピタルであるセコイア(Sequoia Capital)が出資しているようだが、出資額も含め、詳細はほとんど明らかにされていない。

  • モバイル・アプリ開発環境のService2Media

    2011.01.18

    Service2Media社は多様化したモバイルデバイスに対してアプリケーションやサービスを提供としようとする企業に対し、アプリケーション開発やソフトウェアモジュールを提供する、2005年創業のオランダのベンチャー企業である。ベンチャー情報のRedHerringやコンサルティング会社のデロイト(Deloitte)などから、成長著しいことで注目されている。

  • 【4】モバイルソーシャルアプリの基本原理

    2011.01.07

    モバイルソーシャルアプリのすごいところ、すなわち、本書をディジタルコンテンツ革命と名づけた所以は、ユーザに快感を与えるために、ユーザにフラストレーションを与え、それを解決することで満足させ、その満足に課金していることである。そもそもそんなアプリで遊ばなければ、どこにも存在していなかったフラストレーションを勝手に作りだし、それを解決することで金儲けする。

  • 【3】モバイルソーシャルアプリの理論的背景(2)人は何に価値を感じるのか

    2010.12.28

    エクスペクトロジー(期待学)は中川聰東大特任教授が2005 年から「期待値」や期待感という独自のデザイン価値論に関する実践的な調査研究を行い、予測感性デザインの新たなデザイン理論として2007 年に発表したものである。エクスペクトロジーは、「期待する」という意味の” Expect “と「思想」を指す” Logos “という2 つの語意を合成したデザインや発想を巡る新しい考え方の概念である。

  • 【2】モバイルソーシャルアプリの理論的背景(1)ゲームニクス理論

    2010.12.17

    実は、モバイルソーシャルアプリを支える技術的基盤をあらわす理論が日本のゲーム業界にはある。立命館大学のサイトウアキヒロ教授の提唱するゲームニクス理論である。サイトウ先生は世界に広がり、年間1 兆円を越える利益をたたきだす任天堂の成功の秘密はゲームニクス理論であるというのが持論である。

  • グローバルなモバイルベンチャー

    2010.12.15

    モバイルコンテンツのマネタイズは、まずロケーション・ベース・サービス(LBS)が注目され、次にゲームアプリが主流になった。その後はアップルやグーグルの参入で、広告市場も活性化している。そんななか、日本のベンチャーの間でも海外指向が高まっている。