AKB48の本田仁美さん「とちぎ未来大使」に就任!:栃木の魅力を全国へ
2015.01.16
Updated by Hitoshi Sato on January 16, 2015, 13:33 pm JST
2015.01.16
Updated by Hitoshi Sato on January 16, 2015, 13:33 pm JST
AKB48チーム8 栃木県代表の本田仁美さんが2014年12月5日、栃木県庁にて「とちぎ未来大使」の委嘱を受けた。「とちぎ未来大使」は、"元気なとちぎづくり"のため、県内外の多くの方々に栃木県について興味を持っていただけるよう、日常の活動の中で「とちぎの魅力」をPRする役目を担っている。委嘱式では、福田富一栃木県知事による委嘱状の交付および本田さんからの挨拶があった。本田さんの他に、那須塩原市の料理研究家である越石直子さんも就任を受けた。
「とちぎ未来大使」とは、栃木県内外で活躍している人で、栃木県に深い愛着を持ち、「とちぎの魅力・実力」の対外的情報発信を積極的に行ってくれる人に、栃木県知事が「とちぎ未来大使」を委嘱している。「とちぎ未来大使」は栃木県の魅力や実力などの情報発信や「元気なとちぎづくり」の支援をしている。2014年12月8日時点で財界、芸能人、スポーツ選手など様々な分野の302人が「とちぎ未来大使」を務めている。
栃木県は首都圏や全国の食卓を支えている農産物の生産地である。特に「とちおとめ」で有名ないちごは46年連続で収穫量日本一である。「とちぎ未来大使」の看板も本田さんがもっているネームプレートにも、栃木を代表する「いちご」の写真が出ている。アイドルらしくて良い。2014年からは高級いちご「スカイベリー」の本格販売が開始された。
他にも栃木県の名物として安くて美味しい「宇都宮餃子」がある。その餃子にも使われるニラの収穫量は全国2位である。宇都宮駅周辺には有名な店舗も多い。立ち寄ったら是非食べてみよう。
そばも美味しい。そばの産出額は 全国2位、収穫量も全国6位である。栃木県は良質の水が豊富にあり、気候風土と土壌がそばの栽培に適していることから、鹿沼市や日光市、佐野市などを中心に良質のそばが作られ、それぞれの土地で独自の味わいを見せている。
▼栃木県を代表する農産物。「とちぎ和牛」は美味しいので、お勧めである。日光近辺では「にじます釣り」も楽しめ、釣った「にじます」を塩焼きにして食べると美味しい。また「かんぴょう巻」でお馴染みのかんぴょうは全国生産の80%以上が栃木県産である。
(栃木県発表平成24年度データ資料を元に作成)
栃木県の魅力はグルメだけでははい。栃木には世界遺産に認定された「二荒山神社」や「日光東照宮」でおなじみの日光の社寺やギネスブック認定の世界一長い「日光杉並木道」、華厳の滝などの観光名所もある。また日本最古の学校「足利学校」や日本三大疏水の1つの「那須疏水」、日本三戒壇の1つ「下野薬師寺」などもある。さらに明治から昭和初期にかけて各国の大使館をはじめ多くの外国人別荘が建てられ、100年以上前から国際避暑地として発展した中禅寺湖畔は今でも人気がある。
栃木県は東京から新幹線で1時間程度である。春夏秋冬いつでも楽しめる。週末に簡単に行くことができる。栃木県のことは知らないという人も是非、栃木に行ってみて、新たな栃木の魅力を見つけてみてはいかがでしょうか。
この度、「とちぎ未来大使」に就任いたしました! たくさんの方の前で栃木県知事から委嘱状をいただきとても緊張しました。これからもAKB48の活動を通じて、全国の皆さんに大好きな栃木の魅力をPRできたらと思います!
たとえば、栃木は自然が豊かで食べ物がおいしいです。今の時期、いちごが旬なのでぜひ食べに来ていただきたいです。また、世界遺産に登録されている日光の魅力にも触れていただきたいですね。栃木の知名度アップのためにがんばります!
出身都道府県の長より役職を委嘱されたチーム8メンバーは、「とっとりふるさと大使」に任命された鳥取県代表の中野郁海さんに続き2人目である。AKB48チーム8は「会いに行くアイドル」をコンセプトにした新チームでメンバーは全国47都道府県から1人ずつ選出された47名である。地域に密着した活動で、ファン一人ひとりの心にたくさんの元気を届けている。全国に栃木県のアピールをしてくれる「とちぎ未来大使」としての本田さんの活躍が期待される。
▼記者からの囲み取材を受ける本田さんと越石さん
▼栃木県マスコットキャラクター『とちまるくん』、本田さん、越石さん、福田栃木県知事。「とちまるくん」は2011年から栃木県元気ニコニコ係リーダーに就任している。
【参照情報】
・AKB48 チーム8
・栃木県
・栃木県マスコットキャラクター『とちまるくん』の公式ホームページ
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登録はこちら2010年12月より情報通信総合研究所にてグローバルガバナンスにおける情報通信の果たす役割や技術動向に関する調査・研究に従事している。情報通信技術の発展によって世界は大きく変わってきたが、それらはグローバルガバナンスの中でどのような位置付けにあるのか、そして国際秩序と日本社会にどのような影響を与えて、未来をどのように変えていくのかを研究している。修士(国際政治学)、修士(社会デザイン学)。近著では「情報通信アウトルック2014:ICTの浸透が変える未来」(NTT出版・共著)、「情報通信アウトルック2013:ビッグデータが社会を変える」(NTT出版・共著)など。