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JEITA、CPS/IoT社会実装に取り組むベンチャー企業を表彰する「JEITAベンチャー賞」創設

2016.01.12

Updated by Naohisa Iwamoto on January 12, 2016, 06:46 am JST

電子情報技術産業協会(JEITA)は2016年1月8日、CPS(サイバーフィジカルシステム)およびIoT(モノのインターネット)の社会実装による新しいビジネスの創出にむけて、ベンチャー企業を表彰する「JEITAベンチャー賞」を創設すると発表した。

JEITAベンチャー賞は、創業後15年以内で、電子情報技術の産業発展に貢献が期待できるベンチャー企業を最大10件まで表彰するもの。募集期間は2016年1月8日から2月3日正午まで。2016年3月下旬に表彰式を予定している。

受賞の対象となる産業分野は、製造、社会インフラ、医療・健康、スマートハウス、モビリティ、エネルギー、農業、物流・流通、産業保安、教育サービス、金融、その他--の12分野。CPS/IoT社会実装による新ビジネスの創出に向けて、ベンチャー企業の支援やJEITA会員とベンチャー企業との連携、エコシステム構築の支援を目的とする。

JEITAでは、2014年度の事業として「人間中心のスマート社会実現に向けたIT・エレクトロニクス分野からの提言~産業と暮らしを元気にするサイバーフィジカルシステム~」を作成。第5期科学技術基本計画に向けて提言している。その中で、「社会実装」項目では、(1)「社会実装」のプロジェクト立ち上げと利活用側の評価の導入、(2)CPSの共通基盤の検証、(3)オープンイノベーションの導入--の3点を提言しており、これらの提言を受けてJEITAベンチャー賞を創設したという。

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。