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「世界の5G契約数、2023年末までに15億件に」エリクソンがレポート

5G News Jun 5th. week, 2023

2023.06.26

Updated by Wataru Nakamura on June 26, 2023, 12:00 pm JST

スウェーデンのエリクソンは、モバイル業界のトレンドに関する「Ericsson Mobility Report」の最新版をリリースした。この中で、世界の5G契約数がこの1年で約5億件増加し、2023年末までに15億件に達するとの予想を出している。

エリクソンによれば、世界では現在約240社の通信サービスプロバイダー(CSP)が商用5Gサービスを展開しており、このうち35社がスタンドアロン(SA)方式の5Gサービスを提供しているという。CSPが提供する最も一般的な5Gサービスは、高速大容量モバイルブロードバンド(eMBB)、固定無線アクセス(FWA)、ゲームやトレーニング、教育などを含む一部のAR/VRベースのサービスである。

同社はまた、5G普及率とCSPの収益増加に強い関連性があると指摘。上位トップ20の5G市場では、過去2年間でCSPの収益が平均して7%増加したという。ただし、5G通信の追加のみで4Gプランから値上げしているCSPの割合は22%ほどで、多くのCSPは料金プランに何らかのインセンティブを設けることで付加価値を高め、より高価格のプランへの移行を促している。

具体的には、音楽や動画、ゲームのストリーミング、クラウドストレージ、FWA、通信速度に基づく段階的サービスプランなどがインセンティブの例として挙げられている。

この他、同レポートでは以下のような予想やデータも出されている。

・世界のスマートフォン1台あたりの月間平均データ通信量は2023年末に20GBを突破。
・世界の5G契約数は2028年末までに46億件に到達。
・5G市場が最も急速に成長しているのは政府が「Digital India」政策を進めるインドで、2022年末時点で約1,000万件であった同国の5G契約数は、2028年末には7億件に達する。
・現在、世界では100以上のCSPが5GベースのFWAサービスを提供している。

[関連情報]
Ericsson Mobility Report: Global 5G growth continues - India leading the way
Ericsson Mobility Report June 2023
5G is boosting mobile operator revenues - Ericsson report

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中村 航(なかむら・わたる)

1985年生まれ。福岡県福岡市出身。翻訳者。テクノロジーやファッション、伝統工芸、通信、ゲームなどの分野の翻訳・校正に携わる。WirelessWire Newsでは、主に5G、セキュリティ、DXなどの話題に関連する海外ニュースの収集や記事執筆を担当。趣味は海外旅行とボードゲーム。最近はMリーグとAmong Usに熱中。