5月28日〜30日に開催された「ワイヤレスジャパン2014」「ワイヤレス・テクノロジー・パーク 2014」では、例年にも増して機器同士の通信の「M2M」(Machine to Machine)やモノのインターネットの「IoT」(Internet of Things)の展示が多く見られた。ソリューション側、ソリューションを支えるネットワーク側の両面からの展示があり、M2MやIoTが地に足が着いた存在になりつつあることを示した。
2014.06.04
5月28日〜30日に開催された「ワイヤレスジャパン2014」「ワイヤレス・テクノロジー・パーク 2014」では、今後のワイヤレス通信を支える技術が数多く出展、披露された。2020年の実用化を目指す5G(第5世代)の移動体通信、3.5GHz帯の利用への取り組みなどだ。
ACCESSは2014年6月3日、Beaconを利用した位置連動型コンテンツ配信ソリューション「ACCESS Beacon Framework」(略称、ABF)の機能を強化し、Android OSに対応したバージョンを7月2日に提供開始すると発表した。製品の提供に先立ち、6月16日に「評価キット」を提供する。
2014.06.03
5月の最終週となる2014年第22週は、モバイル関連のニュースが多い一週間だった。話題の格安SIM、格安スマホには、音声付きサービスに新しくU-NEXTが名乗りを上げ、さらにファーウェイ・ジャパンの「Ascend G6」が国内でSIMロックフリー端末として販売されるというニュースが流れた。格安にスマホを運用できる状況が着々と広まりつつある。また、NTTドコモがiPadを販売するニュース、グーグルがテレビ用端末のChromecastを国内で発売したニュース、Firefox OSの開発者用端末が国内販売されるトピックなど盛りだくさんだった。
ソフトバンクモバイルは2014年6月2日、会員制のオンラインモール「得するモール」を6月30日に提供開始すると発表した。得するモールの最大の特徴は、利用に応じて携帯電話利用料金の支払いに使える金額が貯まることである。
2014.06.02
ウィルコムは2014年5月30日、月額1500円のオプションサービス「スーパーだれとでも定額」を6月1日に開始すると発表した。1500円のオプション料金を支払うことで、国内通話、パケット通信量がいずれも無料になる。
2014.05.30
NTTドコモは2014年5月29日、スマートフォンやタブレットで快適に動画サービスが受けられるようにするための「動画配信ガイドライン」をコンテンツプロバイダー向けに作成し、公開したと発表した。ガイドラインには次世代の動画圧縮技術「H.265/HEVC」の活用に関する項目もあり、コンテンツプロバイダーに端末やネットワークに最適化した動画配信を求めていく。
2014.05.29
NTTドコモとアップルは2014年5月28日、iPad AirとiPad mini Retinaディスプレイモデルを6月10日に発売すると発表した。iPhoneに続き、タブレットでも大手キャリアが「3社横並び」の製品ラインアップを用意することになる。
2014.05.28
グーグルは2014年5月27日、テレビに接続して映像コンテンツなどを楽しめるストリーム用端末「Chromecast」を5月28日に発売すると発表した。価格は4200円(税抜き)で、Google Play、家電量販店、ECサイトで販売する。
2014.05.27
KDDIは海上保安庁と、災害時の通信確保のための船上基地局開設の実験を行った。陸上が被災していても、外洋の海上から電波を飛ばして通信を確保できることを確認した。興味深い調査の結果が2つあった。1つはキャリアの設備投資で、今後は減少傾向あるとのこと。もう1つはユーザー調査で、若年層ほどスマートフォン比率が高いことがよくわかる。ヤフーによるイー・アクセスの買収の取りやめ、「歩きスマホ」対策アプリ、プリモバイルの新製品など、ソフトバンクグループの話題もあった。