この週は、ソフトバンクモバイルとNTTドコモの2012冬モデルなどの発表があり、それだけでも大きく盛り上がったはずだった。ところが週の終わりに近づいて、ソフトバンクが米大手携帯通信会社のスプリント・ネクステル(Sprint Nextel)の買収を検討しているとの報道が飛び込んできた。イー・アクセスの買収に続く買収劇はどう進むのか。
2012.10.15
2012年第40週の週明けに駆け巡ったのが、ソフトバンクによるイー・アクセスの完全子会社化のニュースだった。iPhone 5のテザリング解禁で、さらなる周波数帯を確保したいソフトバンクにとって、既存の事業者を取り込むのが最短の道筋だったと言えそうだ。
2012.10.09
CEATEC JAPAN 2012では、モバイル機器の電源確保に関するソリューションや、ヘルスケアなどから広がるコンシューマも巻き込んだM2Mのソリューションのデモや展示が注目されていた。
2012.10.05
幕張メッセで開催中のCEATEC JAPAN 2012では、Windows 8タブレットの参考出展や新しい液晶パネルのデモなど、今後のコンシューマ向け製品の指針を示す展示も多くあった。その中から特徴的な展示をいくつか紹介していこう。
電気通信事業者協会(TCA)は2012年10月5日、2012年9月の携帯電話・PHSなどの契約数を発表した。数値を公表している事業者で純増数がもっとも多かったのはソフトバンクモバイル、次いでKDDIとiPhone 5を扱う2社がそれぞれ数字を伸ばした。
幕張メッセで開催中のCEATEC JAPAN 2012では、NTTドコモ、KDDIの研究開発の展示も見どころだ。NTTドコモはウエアラブル端末の開発に向けた「ハンズフリービデオフォン」や、スマートフォンの新しいUIを展示。KDDIは高齢者などで聴力が弱くなった人に向けて補聴機能を強化した携帯電話や手のひらの模様を使った認証システムを展示した。
2012.10.04
千葉市美浜区の幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2012」。携帯電話事業者としては、NTTドコモとKDDIの2キャリアーが出展して時代の今を映す製品やサービスを展示している。今回は、2012年冬モデルの新製品発表直前というタイミングに当たるため、新端末がずらり並ぶ展示ではないが、展示には両社の戦略が表れている。
かねてから国内発売のうわさは高まっていたグーグルブランドのタブレット端末「Nexus 7」が、ようやく実際に発売になった。Google Playでの販売価格は1万9800円で、値ごろ感のある価格がタブレット端末市場にどう影響を与えるのかを見守りたい。地下鉄のサービスエリア化が着々と進展する中、大阪市営地下鉄でもエリア拡大のニュースがあった。また船舶に基地局を設置することで、災害時などに陸上のエリアを確保する試みも始まった。
2012.10.01
iPhone 5が9月21日に発売になり、同日からKDDIとソフトバンクモバイルがLTEサービスを開始した。iPhone 5を販売するショップには購入を待つ長蛇の列ができる、恒例の後継が見られた。
2012.09.24
第37週は、なにはともあれiPhone 5の発表が最大のトピックだった。USでの発表に引き続き国内で発表、そして予約受付開始へとなだれ込んだ。さらに、ソフトバンクモバイルとKDDIは、iPhone 5の発売に合わせてLTEサービスを開始すると発表した。一連の動きが集中したところ、予約の受付時間になっても料金やプランなどが公式に発表されていないという前代未聞の状況が引き起こされた。ユーザーだけでなくキャリアーまでもが端末1台に振り回されている異常事態が浮き彫りになった。
2012.09.18
IDC Japanは2012年9月12日、2012年第2四半期の携帯電話出荷台数の調査結果を発表した。それによると、国内出荷台数は前年同期比4.2%マイナスとなる778万台だった。ベンダー別出荷台数シェアでは、2四半期ぶりにアップルが首位の座に返り咲いた。
2012.09.12
この週、毎月恒例の携帯電話・PHSの契約数の発表があった。電気通信事業者協会(TCA)に数値を公表している事業者で純増数が多かったのはUQコミュニケーションズで、24万5100件と3カ月連続の純増首位だった。携帯電話ではソフトバンクモバイルが21万7200件で8カ月連続の首位を守り、以下KDDI、NTTドコモの順で続いた。NTTドコモのLTEサービス「Xi」は107万6900件の純増で、総契約数を541万1400件まで伸ばした(関連記事:8月の契約数、3カ月連続でUQが純増首位に、Xiも過去最高の純増)。
2012.09.10