NTTドコモは2015年3月9日、パケット通信を利用した法人向けのトランシーバーサービス「ドコモビジネストランシーバ」に、緊急地震速報に対応した新端末2機種を投入し発売すると発表した。3月10日から順次販売を開始する。
2015.03.09
3月6日、海上保安庁は、NTTドコモ(以下ドコモ)、KDDIと、と「災害時における通信の確保のための相互協力に関する協定」(以下、災害相互協定)を締結した。ソフトバンクモバイルとは、2014年12月に同種の協定を締結済みであり、海上保安庁は大手通信事業者3社との災害相互協定を締結したことになる。
2015.03.06
ACR(自動コンテンツ認識)技術の開発を手掛ける日本エヴィクサー(以下エヴィクサー)は、業務用音響機器・カメラ映像機器専門メーカーのTOAにエヴィクサーのACR技術を提供する。TOAの防災無線スピーカーから出る音に音声透かしにより情報を埋め込み、スマートフォン等のデバイスに認識させることで、字幕、画像、映像などで情報を表示するソリューションが実現する。
2015.03.03
KDDIは2014年12月4日、イリジウム衛星を使った衛星通信を手持ちのスマートフォンやタブレットで可能にする衛星モバイルルーター「イリジウムGO!」を12月5日に発売すると発表した。衛星を使うため、海上など携帯電話の電波が届かない場所のほか、災害時などでも音声通話やデータ通信が可能になる。
2014.12.04
NECは2014年11月20日、スマートフォンやタブレットなどモバイル端末を相互に接続してライブ映像の配信ができる技術を開発したと発表した。通信事業者のネットワークを使わずに大規模な映像配信が可能になるため、通信環境が確保できない災害時や工事などの現場、通信需要が集中するイベント会場などでの活用に向ける。
2014.11.20
NTTドコモは2014年10月6日、太陽光発電を活用する「グリーン基地局」のフィールド実験で、「パワーシフト制御」の実証に成功したと発表した。パワーシフト制御とは、昼間に太陽光発電で発電した余剰電力を蓄電し、夜間や災害時などに活用するもの。実験により、基地局の電力自活率を10%向上させることができた。
2014.10.06
Beaconを使って災害時の避難者の安否情報を確認できる仕組みの実証実験が、高知県南国市内の津波避難タワーで開始される。実証実験を行うのは、高知工業高等専門学校 電気情報工学科 今井研究室の研究グループ。アプリックスIPホールディングスの防水型Beacon「MyBeacon Pro 防水防塵型MB HDc」を利用して実施する。
2014.09.26
NTTコミュニケーションズは2014年8月6日、企業向けに提供している安否確認サービス「Biz安否確認/一斉通報」で、スマートフォン向けのアプリの提供を始めたと発表した。これまで電話、メールによる一斉通報機能を提供していたが、スマートフォンアプリを加えることで連絡手段の増加や安否確認連絡の到達率向上や即効性を狙う。
2014.08.06
5月28日〜30日に開催された「ワイヤレスジャパン2014」「ワイヤレス・テクノロジー・パーク 2014」では、例年にも増して機器同士の通信の「M2M」(Machine to Machine)やモノのインターネットの「IoT」(Internet of Things)の展示が多く見られた。ソリューション側、ソリューションを支えるネットワーク側の両面からの展示があり、M2MやIoTが地に足が着いた存在になりつつあることを示した。
2014.06.04
5月27日、無線LANビジネス推進連絡会は、「大規模災害発生時における公衆無線LANの無料開放に関するガイドライン」を公表した。公表されたガイドラインは、連絡会が2013年9月に釜石市、仙台市で実施した実証実験をもとに策定したもの。公衆無線LANを提供する各事業者等が、大規模災害の発生に備えて検討すべき対応措置や留意事項について明らかにしており、大規模災害時には通信事業者の判断で無線LANの無料開放を実施することを明記している。
2014.05.27