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[2011年第21週]Wireless Japanで新技術や新サービスが続々、携帯番号に「070」を検討

5月も下旬になったこの週、ワイヤレス業界の必見イベント「Wireless Japan 2011」が開催された。展示会では最新の製品やサービス、今後を占う技術などの展示がところ狭しと並び、多くの来場者で賑わった。この週、総務省は携帯電話の番号が枯渇することに対して、「070」番号の利用などの検討を情報通信審議会に諮問した。

2011.05.30

NEC、ピーク時間帯の消費電力を抑えるソフトをノートパソコン向けに提供

NECとNECパーソナルプロダクツは2011年5月27日、パソコンの電力供給をAC電源からバッテリーへ自動的に切り替えることが可能なソフトを提供すると発表した。ソフトは「ピークシフト設定ツール」の名称で、個人向けパソコン「LaVie」シリーズ向けに無償で提供する。

2011.05.27

スマホ向け広告需要の拡大に対応、medibaとKDDI、ノボットが提携

mediba、KDDI、ノボットの3社は2011年5月27日、スマートフォン分野における広告需要の拡大に対応するために業務提携すると発表した。提携の1つの成果として、2011年5月末から広告の配信を開始する。

スマートフォンのデータを活用したさまざまな研究の取り組み(その2)

「広く普及した携帯電話から得られる膨大なデータを利用することで、いまや人間は人の振る舞いについて神の視点を持てるようになっている」とMITのある研究者が述べている。

NFC普及を見込んだソリューション展示が多数

このところ海外でもNFCをめぐる動きが慌ただしい。ワイヤレスジャパン2011では、トッパン・フォームズがNFCソリューションを大々的にアピールしていた。

2011.05.26

ソフトバンクとミクシィ、「mixi」連動アプリなどをSoftBankスマートフォン向けに提供

ソフトバンクモバイルとミクシィは2011年5月26日、SoftBankスマートフォン向けにmixi連動アプリなどをセットにした「mixiセレクト」を提供すると発表した。月額使用料は無料で、2011年6月中旬以降に提供を始める。

総務省、携帯電話の番号不足にPHSの「070」利用などを検討

総務省は2011年5月25日、「携帯電話の電話番号数の拡大に向けた電気通信番号に係る制度等の在り方」について情報通信審議会に諮問したと発表した。現状のペースで携帯電話の加入が増え続けると、2014年2月に電話番号が不足すると想定されるため。

最新端末に加えて次世代の通信技術やソリューションが目白押し--Wireless Japan 2011フォトレポート

東京ビッグサイトで2011年5月25日〜27日に開催中の「Wireless Japan 2011」(ワイヤレスジャパン)。先日発表されたばかりのスマートフォンやモバイルWi-Fiルーターなど夏モデル新製品がずらりと並び、感触を確かめようとする来場者が列をなしている。ここではWireless Japan 2011の見所をピックアップして、フォトレポートとしてお届けする。

「モバイル空間統計」で可視化された、東日本大震災時の帰宅困難者

5月25日に行われたワイヤレスジャパン基調講演で、NTTドコモ代表取締役社長 山田隆持氏は、同社で現在研究中の「モバイル空間統計」で集計した震災当日およびその後の東京23区の人口分布を紹介した。当日夜の、23区内の帰宅困難者の分布が分かる貴重なデータだ。

2011.05.25

キヤノン、スマートフォンなどで閲覧できるフォトブック「PHOTOPRESSO」を一般に公開

キヤノンマーケティングは2011年5月25日、オンラインのフォトブックサービス「PHOTOPRESSO」(フォトプレッソ)を同日から一般公開したと発表した。PHOTOPRESSOはスマートフォンやソーシャルメディアと連携するフォトブックサービス。写真の登録や閲覧が無料でできる。

2016年までに携帯のトラフィックは15倍--グローバルの通信事情を日本エリクソンが解説

2011年5月25日、日本エリクソンは東京ビッグサイトで開催中のWireless Japan 2011の会場で報道関係者に向けたプレスセミナーを実施した。世界でのHSPA+およびLTEの現状、無線ネットワークの進化などをエリクソンの施策とともに解説するもの。登壇した同社チーフ・テクノロジー・オフィサーの藤岡雅宣氏は、まず数字を繰り出しながらHSPAやLTEなどの現状について説明を始めた。

モバイル開発者が非常に興味を持っているのは、依然としてiOS

AppceleratorとIDCは、2011年4月にQ2 2011 Mobile Developer Reportを発表した。それによると、世界のモバイルアプリ開発者の中で最も興味を引き付けているのはAppleのiOSで、91%が「非常に興味がある」プラットフォームとして支持していることがわかった。またGoogleのAndroidへの関心は、開発の分散の懸念などで、熱狂のフェーズから安定期に入ってきた。