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[先週の動き]成果を刈取るソフトバンク、次の施策を練るドコモ、KDDI

先週は、月曜日早々にあったNTTドコモの怒涛の発表の渦に飲み込まれそうな勢いで始まった。しかし、それだけで終わる1週間ではなかった。ワイヤレス関連の動きをまとめて見てみよう。

2010.11.15

NEC、KDDIのLTEフィールド実験に参加

NECは2010年11月11日、KDDIのLTEフィールド実験に参加することを発表した。KDDIは2010年10月から首都圏内でLTEの実証実験を行っている。NECはKDDIのLTE無線基地局装置ベンダーに選ばれており、商用サービス開始に向けてシステム開発を進める。

2010.11.12

KDDI、音声メッセージの「コエなう」の商用版を提供開始

KDDIは2010年11月11日、音声メッセージの配信プラットフォームの「コエなう」を同日から商用版としてサービスの提供を開始したことを発表した。コエなうは、9月22日からベータ版としてサービスを提供していた。今回、機能を追加して商用版のサービス開始に至った。

中国編(3)中国国内携帯メーカーの動向

今回は前回の記事で最後に触れた中国国内携帯メーカーで特に最近注目を集めている企業を紹介したいと思う。

2010.11.11

「位置ゲー」のプラットフォーム提供で、KDDIとコロプラが提携

KDDIとコロプラは2010年11月10日、携帯電話向けに位置情報を使ったゲームを提供する専用プラットフォームを共同で構築すると発表した。プラットフォーム名称は「au one コロプラ +」(au one コロプラプラス)で、 11月11日から提供を開始する。コンテンツプロバイダーに向けてはプラットフォームを提供、au携帯電話のユーザーにはプラットフォーム上で稼働する位置情報を使ったゲームを提供する。

NTTドコモ、おサイフケータイでICタグを読み取れるアプリを提供

NTTドコモは2010年11月10日、おサイフケータイでICタグに書き込まれた情報を読み取れるようにするアプリケーション「ICタグリーダー」を開発したと発表した。2010年-2011年冬春モデルの発売にあわせて提供を開始する。既存のおサイフケータイ利用者には、11月15日午前9時から専用サイトでダウンロードできるようにする。

西欧5カ国、携帯電話でテレビ番組や動画を見る人がこの1年で66%増

comScoreは2010年9月29日、西ヨーロッパ5カ国の携帯電話の利用に関する調査結果を発表した。イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、イタリアの5カ国では、携帯電話でテレビ番組や動画を見ている人が合計で1,212万人と、1年前の729万人から66%も増加していることがわかった。

2010.11.10

変化する映像関連ビジネス – 新たなチャンスの手がかり

今後、放送用電波からインターネットへ配信手段が代わり、テレビからモバイルへ視聴デバイスが拡大するのは確実であり、視聴率に代わる効果測定データと、そのデータの集積、分析する仕組みが必要となる。

Opera Mobile 10.1、Android向けベータ版を提供

ノルウェーのオペラソフトウエアは2010年11月9日、Android端末で利用できるOpera Mobile 10.1のベータ版を提供したと発表した。AndroidマーケットまたはオペラソフトウエアのWebサイトから無料でダウンロードが可能だ。

法人向けのビジネスmoperaシリーズに、「Xi」対応のサービスを提供

NTTドコモは2010年11月9日、法人向けの接続サービス「ビジネスmopera」シリーズに、LTEサービスの「Xi」(クロッシィ)に対応したプランなどを追加すると発表した。1つは、閉域直収接続サービス「ビジネスmoperaアクセスプレミアム」に、Xi対応のサービスの「Xiタイプ」を提供すること。もう1つは、リモートアクセスサービス「ビジネスmoperaアクセスプロ」に、Xi対応の接続メニューを追加することである。

スマートフォンに一層力を入れる--4機種を追加したドコモの戦略

NTTドコモの新作スマートフォンが4機種、2010年11月8日の冬・春モデル発表会でお目見えした。発表した全28機種のうちの4機種がスマートフォンで、数の上ではごく一部とも見えるが、発表の時間や展示スペースからすると半分にも届く勢いだった。スマートフォンに的を絞って、冬・春モデルの製品と発表会の模様についてお伝えしよう。

2010.11.09

10月の純増はソフトバンクが65%を占拠、イー・モバイルが2位に浮上

電気通信事業者協会(TCA)は2010年11月8日、10月末時点の携帯電話・PHSの事業者別契約数を発表した。ソフトバンクモバイルが圧倒する純増の数値はすでに見慣れたものになってきたが、10月末はさらに一歩進めて今年の最も高い純増シェアとなる64.7%という数値をたたき出した。