総務省は2010年9月8日、V-High帯を利用する携帯端末向けマルチメディア放送の特定基地局の開設計画について、電波監理審議会(電監審)から答申を受けた。答申では、申請していたNTTドコモ陣営のマルチメディア放送(mmbi)とKDDI陣営のメディアフロージャパン企画(MediaFLO)のうち、比較審査を行った結果マルチメディア放送を適当とした。
2010.09.10
NTTドコモは2010年9月9日、「ドコモスマートフォン LYNX SH-10B」にソフトウエアの不具合があったことを発表し、製品の販売を一次停止した。すでに購入したユーザーに対しては、9月13日(月)をメドに改善したソフトウエアを提供する。製品販売は、ソフトウエアを更新した製品を準備して、9月中旬に再開する予定である。
インドの携帯電話加入者数は2010年6月末現在で6億3,550万人に達し、世界最大の成長率を誇る市場となっている。急速な普及の背景には、インド政府の規制緩和による外資企業の参入がある。都市部の通信サービスの普及率はすでに100%を超えており、農村部との格差が激しい。今後のインド携帯電話市場の成長は、農村部の加入者の増加によるものと期待される。
2010.09.09
ワイヤレス・ブロードバンド・サービスにWiMAXを使うことを表明してきたインド最大の通信事業者BSNLが、ここにきて国内の他のオペレータがすべてLTE採用に動いた場合に備えて、自らもLTE対応できるようなバックアップ・プランを持つことを決めたようだ。
モバイルマーケティングデータ研究所(MMD研究所)は2010年9月7日、「GREE」(グリー)、「モバゲータウン」(ディー・エヌ・エー)、「mixi」(ミクシィ)の3大モバイルSNSの利用動向調査を実施した。その結果、最も課金ユーザーの比率が高かったのはGREEで、利用者の15%近くが課金アプリを利用していることがわかった。
NTTアイティは2010年9月7日、同社が提供するリモートアクセスサービス「マジックコネクト」に、利用できる端末としてiPadやスマートフォンを追加した「マジックコネクトMOS」を発表した。マジックコネクトは、社内などにあるWindowsパソコンやサーバーに、社外からリモートアクセスできるサービス。
シード・プランニングは2010年7月22日、日本の携帯電話の法人市場を調査し、その結果を発表した。携帯電話・PHSの加入数は、個人需要が頭打ちとなるなか、法人市場は、2009年度に携帯電話が122万加入増加し、2009年度末では1,340万加入、PHSを含めた合計は1,530万加入となった。
2010.09.08
ドイツテレコムが定額制LTEサービスの受付を開始した。また、ボーダフォン・ドイツも年内のLTEサービス開始と料金計画を発表している。両社ともブロードバンド・ギャップ(固定ブロードバンドが届いていない)の「地方部」からの展開となるのは、今年行われた4G周波数オークションで課せられた義務によるものだ。
世界最大のテレビメーカーであるサムスンが、インターネット接続が可能な自社テレビ製品に、グーグルのAndroid OSを搭載することを検討しているという。
ソフトバンクモバイルがブッチギリの純増シェア1位に--。電気通信事業者協会(TCA)は2010年9月7日、8月末の携帯電話・PHSの事業者別契約数を発表した。歴史的な猛暑を記録した2010年8月は、ソフトバンクモバイルが純増の55%以上を占めるという記録的な一人勝ちの結果に終わった。