フィンランドのスタートアップ企業PowerKissでは、机に内蔵する送電器「Heart」とUSB充電器「Ring」のペアで利用する、モバイル機器用ワイヤレス充電システムを提供している。ヘルシンキの空港や喫茶店で利用でき、フィンランドの家具メーカーの中には、Heartを内蔵した机を販売しはじめているところもあるそうだ。
2010.06.28
ケニアのサファリコムが地元の固定無線データ通信会社とASPの買収を発表。データ通信事業を強化すると発表した。同社はM-PESA(送金サービス)その他でアフリカの携帯会社の中でトップに選出され、4Gのテストも実施している。
2010.06.25
世界5カ国でiPhone 4が発売になったことを受け、「初日だけで100万台を販売、さらに26日までにあと100万台が売れる可能性がある」との予測が出ている。
イーベイが、モバイル・コマース分野で躍進中。ベンチャーからバーコードスキャニング用アプリを買収。2010年のモバイル・コマース売上は15億ドルに達するとの見込み。
米ベライゾンワイヤレスは現地時間の6月23日、米モトローラ製のAndroid端末「DROID X」を発表した。7月15日からベライゾンワイヤレスのオンラインショプと店頭で販売を開始する。テザリング機能の「3G Mobile HotSpot」もオプションで提供。こちらは月額20ドルで利用できる。
ソフトバンクモバイルは、米アップルの最新スマートフォン「iPhone 4」を6月24日午前8時に販売開始した。5月28日発売のiPadに引き続き、アップルストアやソフトバンクショップでは発売を待つ人が行列を作った。ソフトバンクショップ表参道で開かれたセレモニーには、ソフトバンクモバイルの孫正義社長が登場。
2008年6月のサービス開始以来、アップルがApp Storeでのiアプリ販売から手にした純利益は、全体の1%にも満たないというアナリストの試算が出ている。
多くの国が存在しながらも文化的にはきわめて同質性の高い中南米では、国をまたがった携帯キャリア持ち株グループが形成されている。二大勢力としてテレフォニカとアメリカ・モビルが挙げられる。後者のアメリカ・モビルは、カルロス・スリムという地元の大富豪を中心として勢力を伸ばした特殊な例である。
2010.06.24
米国で行われたモトローラ製Android搭載端末「Droid X」発表の席上で、グーグルのアンディー・ルービン氏が「現在世界で1日に16万台のAndroid端末がアクティベートされている」と語った。
PND(ポータブル・ナビゲーション・デバイス)は、日本よりもカーナビのブームが遅れてきた欧米で急成長を遂げ、日本でもここ数年、三洋電機やソニーの製品が好調だった。自動車内に据付け型のカーナビに比べれば機能が簡略化されている製品も多いが、取り外して持ち歩くことができ、安価なことが歓迎されていた。しかし、スマートフォンという強敵が現れて、PNDの目的地は霧に包まれてしまったようだ。