TBSテレビによると、放送中の地上波ドラマの見逃し配信サービスを、ゲーム機に対して提供するのは国内初の事例となるという。従来はパソコンや専用のハードウェアが必要だった放送中番組の見逃し試聴を、ゲーム機とテレビの組み合わせで楽しめるようになることで、オンデマンド配信利用者の拡大が期待できそうだ。
2010.05.21
NECビッグローブは5月20日、Android端末向けのアプリケーションの情報サイト「andronavi」(アンドロナビ)のサイトをリニューアルし、同時に有料アプリの提供を開始した。リニューアルのポイントは、(1)有料アプリの配信、(2)無料アプリの拡充と情報の強化、(3)アプリの管理や検索機能の強化--の3点である。
NTTドコモは、FOMA端末を使って最大8人でテレビ電話会議ができるサービス「ビジュアルネット」を、2012年3月31日で終了すると発表した。テレビ電話機能を1つの売り物にしていたFOMAで、ビジネス活用を促進するためのサービスだった。しかし、ユーザーニーズが高まらず、また利用者も減少したことなどからサービスを終了することになった。
インド政府は、自国の通信事業者が導入している中国製通信機器について、スパイウェアなどが組み込まれていないかどうかを確認する調査を検討しているという。
2010.05.20
インドの3G周波数帯オークションが19日に終了。高騰を続けていた落札額は総額で110億〜146億ドルに達した。急成長を続ける同市場だが、割高な入札額が通信事業者の経営を圧迫するとの見方も出ている。
日本通信は、モバイルWi-Fiルーター「b-mobile Wi-Fi」を5月24日に発売すると発表した。b-mobile Wi-Fiは、無線LANアクセスポイント機能と、NTTドコモのFOMA網を使った3Gデータ通信機能を備えた小型のルーター。3Gデータ通信の利用にはSIMカードが別途必要になる。
電通とヤッパが提携して提供する電子雑誌の有料配信サービス「MAGASTORE」(マガストア)は、5月末からiPadに向けたサービスを提供する。これまで、iPhoneなどの携帯端末向けにサービスを提供していたが、タブレット型の端末にも利用範囲を広げることになった。また、併せてパソコンでも電子雑誌を閲覧できるサービスも提供する。
世界第2位の通信事業者である英ボーダフォン・グループが、成長中のインド市場での苛烈な競争や価格引き下げ合戦などの問題に手を焼いている。
2010.05.19
MMD研究所は2010年4月8日にスマートフォンの購入意向に関する意識調査の結果を発表した。携帯ユーザ2,056人に対し、iPhone、Xperia、Android等のスマートフォンの購入意向について調査したところ、男性では29.5%、女性では16.3%のユーザがスマートフォンの購入を検討していることがわかった。
いち早くLTEの商用サービスを開始している北欧の通信事業者テリアソネラの幹部が、各国の携帯通信事業者に対し、「トライアルはもうやめて、すぐに商用サービスを始めよう」と呼びかけた。