お盆休みが明けた第34週は、スマートフォンなどと連携して新しい使い方を提案する製品の発表が目についた。スマートフォンやインターネットと連携することで、既存製品の枠組みを超えた需要を狙う。狙うという意味では、女性にターゲットを絞ったスマートフォン向けのマルウエアも発見された。
2012.08.27
お盆休みを挟んだ第32〜33週だが、ニュースは枯れることなく流れてきた。ちょうどお盆休みの最中には、またしてもNTTドコモに通信トラブルが発生したとのニュースがあった。月次の契約数ではソフトバンクモバイルが携帯電話の純増首位をひた走るが、6月と7月はUQコミュニケーションズがその上を行く純増数を得ている。Xiも1カ月で100万純増という大きな伸びを示した。
2012.08.20
電気通信事業者協会(TCA)は2012年8月7日、携帯電話・PHS事業者の2012年7月末の契約数を発表した。携帯電話の純増トップはソフトバンクモバイルで22万1700の純増。UQコミュニケーションズのWiMAXサービスが30万を超える純増を記録した。
2012.08.07
7月から8月へと月が変わったこの週、大手3社の最後となったソフトバンクの決算発表があり、増収増益の好調ぶりをアピール。NTTドコモは前週に続き、通信にトラブルがあり一時的に通話やデータ通信が利用しにくい状況になった。スマートフォンの利用者層を拡大に期待される「らくらくスマートフォン」が8月1日に発売、シニア向けの専門の講座が開講されている。
2012.08.06
この週はNTTドコモとKDDIの2012年度第1四半期の決算が発表された。いずれも営業利益が前年同期比を下回る減益決算だったが、通期への減益の影響はないとの予想をしている。NTTドコモのspモードで、今度は他人のメールアドレスを書き換えることが可能になるという事故が発生した。
2012.07.30
携帯電話の基本プランは2年の継続契約と引換に基本利用料を割り引く形のものが定着している。一方で、2年の契約満了時以外に解約すると9975円といった解約金を請求される。これを不当とした訴訟で、原告側の主張を一部認める判決が出た。そんな中で、キャリアーからは料金を割り引くキャンペーンや新しいサービスのアナウンスがなされている。
2012.07.23
京都地方裁判所において、KDDIに対して「誰でも割」の2年未満での解約金条項の一部を無効とする判決が下された。しかしNTTドコモを相手取った同様の訴訟では、2012年4月に解約金条項は有効であるという判決が下されている。どこが違って判断が異なったのか、2つの判決文を比較してみた。
2012.07.22
NTTドコモとKDDI、ソフトバンクモバイルの3社は2012年7月20日、それぞれ九州北部豪雨の被災地に対する支援として募金の受付を開始したことを発表した。
2012.07.20
前週に続き、九州地方を中心として記録的な大雨が生活に影響を及ぼしている。通信サービスにも影響があり、各社は災害用伝言板の運用などの対策に乗り出している。この週は、エリア整備の話題が集中して発表されている。つながるところが増えることは、ライフラインの確保の面でも望ましいこと。逆に、平時だけでなく災害時なども含めた携帯電話網への依存が強くなっていくことも示している。
2012.07.17
NTTドコモとKDDIは2012年7月12日、九州地方の大雨の影響で携帯電話が利用できない状況が発生していると発表した。熊本県、福岡県、大分県の一部などで影響が出ている。この大雨に伴い携帯電話事業者各社は、被災地域における安否確認の手段として災害用音声お届けサービスと災害用伝言板を提供している。
2012.07.12