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研究開発

③ビッグデータから見えてくる新しい数学

これまで現実世界のデータを扱うには、その法則性を見つけるために微分が用いられてきた。しかし昨今流行するビッグデータでは、データ量が多すぎるために法則性を見つけることが大変困難であり、微分方程式を適用することもできない。

2017.02.06

③生命の起源はいつか・生命とは何か

生命の起源とは、非生命から生命へと境界線を飛び越えた瞬間であるが、しかし地球上でその境界線が飛び越えられた瞬間はたった一度しかなかったのか、それとも何度もあったのか。

2017.02.03

①コロンブスの卵的発想・欲しいものを開発して使う

良い発明とは、「コロンブスの卵」のようなものだ。インパクトはあるが、簡単なものがいい。もう一つ、開発者の中でよく言われる” eat your own dog food “、「自分の作ったものは自分で使え」ということは常に心がけている。自分で使わないものを作っても、フィードバックを蓄積し改良を重ねることはできない。

2017.02.01

②5年で素人に戻れ 研究開発の方法論

研究プロジェクトは5年で人もテーマも新しいものに変える「スクラップ&ビルド方式」を取っている。これは、研究をしていく上で、常に素人でいることが大切だと考えているからだ。

2017.01.27

③研究者人生のターニングポイント

大関のターニングポイントは大学院時代にある。当時の奨学制度に落ちてしまい、生活費を稼がないといけない状況となったため、予備校講師と研究の二足の草鞋を履くことになった。

2017.01.23

②深海微生物の研究から宇宙生物の探索へ

海洋研究開発機構(JAMSTEC)に所属し、深海微生物を研究することが高井の本業である。しかしJAMSTEC内部の様々な部署、ひいてはJAXAや国立天文台からも要請を受け、国家規模の大規模プロジェクトをリーダーとして盛り上げていくという役割をもつオーガナイザーでもある。

2017.01.21

②表現論とコンピュータによる現代数学の応用可能性

若山の専門分野は「表現論」である。表現論とは、複雑な物事の中に対称性を見出しその解決を目指す比較的新しい分野だと言える。近現代の数学は非常に抽象化が進み、物理学のような応用場面とはかけ離れたものになってきた。しかし近年のコンピュータの発達によって膨大な計算が可能となり、近現代数学を現実場面へ応用することが可能となってきた。

2017.01.16

②理論物理学からカンニングの研究へ-法則はみんな同じ

大関はこれまで磁石の理論的研究を行ってきた。この理論では、個々の磁石原子の強さは「磁場の強さ」と「周囲の磁石原子からの影響」の足し算によって記述される。しかしこの理論は磁石にだけあてはまるものではない。

2017.01.13

①現実を乗り越えようと想像する力

一般の人に「研究者が伝えるべきこと」とは何か。我々は現実生活の中で様々な制約に縛られているが、その現実を乗り越え、新たな可能性を生み出す力は訓練によって培われるものだと高井は考える。

2017.01.04

①「粘菌コンピュータ」が情報爆発を回避する

粘菌コンピューターを使った情報処理の研究を行っている。情報処理に粘菌コンピューターを使うことで、京コンピューターを使って計算しても数万年かかると言われるビッグデータの情報爆発問題を解決する可能性がある。

2017.01.03

①エージェント・アーキテクチャ 生命体のような知能

ゲームキャラクターとは、デジタルゲームの中に出て来る敵や味方のキャラクターのことを言います。プレイヤーが操作しないキャラクター、つまり人工知能で動くキャラクターのことをノン・プレイヤー・キャラクター(NPC)と言うこともあります。

2016.12.08

①数学者が考える数学とは何か

高校までの数学では与えられた問題を解くことが全てだが、実際の数学者が特に気を払うのは言葉の厳密な定義である。これによって複雑で抽象的な概念を操ることができ、「フェルマー予想」のように永らく未解決であった超難問に挑むことも可能となる。

2016.10.30