Mobile World Congressの前週、それをにらんだ新技術、新端末のニュースが続いた週であった。なお、WirelessWire Newsでは、今年も現地の記者から最新情報をお届けしているので、そちらもぜひご覧いただきたい。
2015.03.02
NTTドコモは、LTE-Advancedのサービスを2015年3月27日より開始することを発表した。下り最大225Mbps(上り50Mbps)のネットワークを「PREMIUM 4G」として展開する。当初のサービスエリアは全国22都道府県27市5区6町の都市部から順次展開する。
2015.02.25
NTTドコモは2015年2月5日、駅周辺や大規模商業施設など利用者が密集するエリアの無線容量拡大と通信速度向上を目指す「高度化C-RAN」(Centralized Radio Access Network)のフィールド検証に成功したと発表した。35MHzの帯域幅で、下り240Mbpsのデータ通信が可能なことを確認した。
2015.02.05
2020年──。東京オリンピック・パラリンピックの開催の年をターゲットとして、新しい移動通信システムの商用化に向けた活動が活発になってきている。LTE-Advancedのさらに先を目指した「5G」、すなわち第5世代移動通信システムがそれだ。5Gは、これまでの携帯電話サービスよりも幅広いアプリケーションに対して、モバイルの通信インフラを提供する。5Gの目指すところ、実現へ向けた世界の動向や課題、さらにグローバルなモバイルブロードバンド機器ベンダーとしてのノキアの取り組みについて、ノキアの日本法人であるノキアソリューションズ&ネットワークス株式会社の担当者に聞いた。
2015.01.27
アンリツは2014年12月16日、米Qualcomm Technologiesと共同で行った検証で、LTE-Advancedの3キャリアアグリゲーションを利用したデータ通信に成功したと発表した。アンリツによれば、3キャリアアグリゲーションの通信の成功は業界で初という。
2014.12.16
第46週は、Beaconに代表される新しい位置情報活用の話題が豊富にあった。福井県立恐竜博物館ではBeaconと連動したAR恐竜探検ゲームなどの実証実験を行う。法人向けには設備管理や出退勤管理などをBeaconを活用して行えるソリューションの提供の話題もあった。
2014.11.17
NTTドコモは2014年9月30日、2014-2015冬春モデルの新商品・新サービス発表会を開催した。新製品はスマートフォン7機種、タブレット2機種を含む全16機種。キャリアアグリゲーション(CA)で225Mbpsに対応するモバイルルーター2機種も発表した。発表会で力が入っていたのはサービスで、トレーニング支援サービスの提供やiコンシェルの強化などに時間を割いて説明した。
2014.09.30
NTTドコモは2014年9月17日、都内で「ドコモのネットワーク戦略に関する説明会」を開催した。ネットワークでは「広さ」「速さ」「快適さ」の3つをポイントとして、LTE拡充の施策を進めていることを協調。発売を間近に控えたiPhone 6/iPhone 6 Plusでも最大45MHzの帯域幅でLTEサービスを提供するとともに、VoLTEによる音声通話の提供を予定していることも明らかにした。
2014.09.17
KDDIとKDDI研究所は2014年7月29日、LTEの次世代の通信規格である「LTE-Advanced」向けの無線機内蔵小型アンテナで、指向性制御技術を実装した屋外実験を行ったと発表した。電波を強める方向と弱める方向を制御することでカバーエリアの調整が容易になるため、他の基地局との干渉を抑えることができる。
2014.07.29
3GPP における最初の作業は研究調査段階であり、2008 年初頭に[5] に記載されている物理レイヤの調査から始まった。その結論の概要は[6] に記載されている。研究調査段階の一部として調査が行われたいくつかの領域がある。
2014.06.17