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渡辺 聡 satoshi_watanabe

慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任助教。神戸大学法学部(行政学・法社会学専攻)卒。NECソフトを経てインターネットビジネスの世界へ。独立後、個人事務所を設立を経て、08年にクロサカタツヤ氏と共同で株式会社企(くわだて)を設立。大手事業会社からインターネット企業までの事業戦略、経営の立て直し、テクノロジー課題の解決、マーケティング全般の見直しなど幅広くコンサルティングサービスを提供している。主な著書・監修に『マーケティング2.0』『アルファブロガー』(ともに翔泳社)など多数。

コミュニティコード論に続いて、プラットフォームコンテンツ論

前回書こうとタイトルに入れて字数の関係上切ってしまったプラットフォームコンテンツ論について簡単に。

2014.05.08

プラットフォーム・コンテンツ、あるいはコミュニティコード論

メディアのメッセージは、消費者/ユーザーコミュニティの持つ言語コード、カルチャーコードに沿わないともはや耳に入りさえしない。加えて、コードと異なるメディアは、メディアチャネルごと選択肢から外されるようになりつつある。

2014.05.03

ニコニコ超会議3行ってきた

年に一度のインターネット的なもの大集合の文化祭、参加すると超会議のことはやっぱり分からないという事実が改めて分かる超会議3について。

ファーストサーバ社データ消失事故の教訓(4)ユーザー自身が学習しなければ、サービス品質の向上は望めない ―NPO法人情報セキュリティ研究所・上原 哲太郎氏

ファーストサーバの事故は、システムの構成、運用体制の不備、人的なミスといった複数の要因が重なったことで大きなものとなった。それぞれの要因は軽微なものであったかもしれないが、それがいくつも重なったことは、果たして"不運"で済まして良いことなのだろうか。今後さらに、クラウドというシステムに、事業が大きく依存していくことが確実ななかで、ユーザー企業側はいったい何に気をつけるべきなのか。一方の事業者側および業界側は、どのように信用を担保していくべきなのか。

2012.11.08

ファーストサーバ社データ消失事故の教訓(3)クラウド普及には格付けモデルによる品質の見える化が必要 -宮内 宏弁護士

クラウドサービスでインシデントが発生し、ユーザー企業が損害を受けた場合、その損害賠償額や賠償責任の有無などは、裁判において要素に基づいて判断される可能性が高いのだろうか。また、一方でユーザー企業側にも責任はあるという論調も少なくないなか、そのユーザー側の責任とはどのようなもの、どの程度のものなのだろうか。今回の事件の行方とともに、クラウドリスクを業界全体でどのように考えて行くべきなのか、弁護士の宮内宏氏にお話を伺った。氏はもともとエンジニア出身で、大手電機メーカーの研究所で情報セキュリティに関する研究とシステム開発に従事した経験を持つほか、「内閣官房 社会保障・税に関わる番号制度 情報保護評価サブワーキンググループ」も委員を務めるなど、情報セキュリティと法律が接する領域におけるエキスパートである。

2012.08.20

緊急特集:ファーストサーバ社データ消失事故の教訓(2)クラウド技術は全体最適の視点がないと難しい -ITアーキテクト・鈴木 雄介氏

今回のデータ消失事故によって、事業の根幹に係わるダメージを受けた企業も少なくない。クラウドや仮想化技術のメリットが強調される一方で、それらの技術が持つ難しさが無視されがちだ。一体、企業はこれらの技術に対してどのように向かい合うべきなのか。

2012.07.24

ファーストサーバ社データ消失事故の教訓(1)クラウドだから新しいリスクが生まれたわけではない -葛山 弘輝弁護士

ファーストサーバも親会社であるヤフーとともに、一定の賠償に応じるとのメッセージを発しているが、すべての被害者がそれに応じるとは限らず、最終的に法廷で争う事態は避けられないと考えられる。そこでまずは、今回の件を法律家の立場から見るとどのような問題があり、または問題とは言えないのかを弁護士の葛山弘輝氏(ひかり総合法律事務所)にうかがった。

2012.07.11

緊急特集:ファーストサーバ社データ消失事故の教訓

6月下旬に発生したファーストサーバ社による大規模データ消失事故は、「組織の生命線ともいえるシステムやデータを外部に預ける」ことのリスクと課題を顕在化させました。この事故を踏まえて、「我々はこれからクラウドサービスといかにつきあえばよいのか」を考える、緊急特集企画(全5回予定)をお届けします。

2012.07.06