5月28日〜30日に開催された「ワイヤレスジャパン2014」「ワイヤレス・テクノロジー・パーク 2014」では、今後のワイヤレス通信を支える技術が数多く出展、披露された。2020年の実用化を目指す5G(第5世代)の移動体通信、3.5GHz帯の利用への取り組みなどだ。
2014.06.04
KDDIは2014年5月21日、複数の周波数帯の帯域を同時に使って通信する「キャリアアグリゲーション」(CA)のサービスを開始した。同日時点で対応するのは、2014年夏モデルとして5月15日に発売された「GALAXY S5 SCL23」となる。
2014.05.21
5月20日、KDDI研究所は、同社が国際標準化を進めてきた基地局向けデータ圧縮方式が欧州電気通信標準化機構(ETSI)にて仕様化がすすめられている基地局向け信号インタフェースの国際標準規格に採用されたことを明らかにした。C-RAN構成における基地局向けエントランス回線のトラフィック量を50%削減できる。
2014.05.20
5月15日、エリクソンは報道関係者を対象に、藤岡雅宣CTO(右写真)による「2020年に向けた移動通信の進化~5Gと3GPPリリース13を中心に~」と題した技術説明会を行った。その概要を紹介する。
2014.05.16
5月8日、NTTドコモは、世界の主要ベンダーと第5世代移動通信方式に関する実験で協力することに合意したと発表した。アルカテル-ルーセント、エリクソン、富士通株、NEC、ノキア、サムスンの6社と個別の実験に向けた検討をするとともに、その他ベンダーとの協力も含めた幅広い検討を進める。
2014.05.08
KDDIは2014年4月21日、LTEの次世代型通信方式であるLTE-Advancedの主要技術である「キャリアアグリゲーション」を使ったサービスを提供すると発表した。10MHz帯と10MHz帯を束ねて、下り最大150Mbpsの伝送速度を実現する。今後発表する2014年夏モデルのスマートフォンから対応を始めるという。
2014.04.21
イー・アクセスは2014年4月4日、1.7GHz帯と3.4G~3.6GHzを用いた実験試験局免許を総務省に申請したと発表した。1.7GHz帯ではFDD方式を、3.4G~3.6GHz帯ではTDD方式と、異なる方式を用いた第4世代(4G)移動通信システムの評価を行う。
2014.04.04
IDC Japanは2014年4月3日、「SDN」(Software-Defined Network)および「NFV」(Network Functions Virtualization)の国内市場動向の分析結果を発表した。同社では、SDN、NFVは期待を抱く段階から、現実のネットワーク環境に適用する段階に入ってきていると見る。
2014.04.03
NTTドコモは2014年2月21日、アクティブアンテナを使った屋外実験を実施し、基地局の電気的損失を低減することに成功したと発表した。損失の低減により効率的に電波を送受信できるようになり、カバーエリアの拡大につながる。
2014.02.21