日本の戦争、大島渚の反骨
立憲民主党政調会長を務める小川淳也代議士を追った2作のドキュメンタリーを撮ったのが大島新。大島渚の息子である。父と子。二人を知る僕は、どうしてもこの二人に脈々と流れる反骨を思ってしまう。
2023.01.23
人はコミュニケーションをずらしていく。翻訳とは曲芸のような行為である
知識、記憶、情報などなど、どう呼ぶべきかは場合によるだろう。が、何であれ人が茫漠と持っている大量のコンテンツから、そのどれかをその時々の状況に関係づけ、自分ごとにして呼び出し表出させること、それは「翻訳:トランスレーション」という行為だと思う。
2023.01.20
スポーツの魅力は曖昧さにある
プロスポーツの世界における「誤審」や「疑惑の判定」といった問題はいつの時代も議論の的となってきたが、ストリーミングの普及によって視聴者数が拡大し、SNSによって気軽に情報発信が可能になった現代においては、その注目度はかつてないほど高まっている。
2023.01.19
感覚は、すべての学問の土台でなければならない
君が食べたり飲んだりを少なくすればするほど、そして、本を買ったり劇場や舞踏会や居酒屋に行くのを控えれば控えるほど、また考え、愛し、理論化し、歌い、描き、詩作するのを抑えれば抑えるほど、それだけ君の節約度は高まり、虫にも埃にも侵されない君の宝が、君の資本が、大きくなる。
2023.01.18
「ものづくり人」の世界こそが文化の基層である
高校時代に「それはおかしいやろ」と思った先生の一言を思い出す。同級生たちがそれなりに考え、工夫した文化祭の出し物や展示を見た担任の先生が「君たちの『文化』は文化住宅の『文化』やなあ」と仰ったのだ。
2023.01.17
多幸症的な幻想を振りまくことのできない時代に万博を開催するということ
一般に万博というと、だだっ広い満艦飾の会場に多くのパビリオンが林立し、参加各国による観光と物産の展示や大手企業による最新技術の展示が繰り広げられている光景を連想する人が多いだろう。
2023.01.16
上座とは、時間を流す装置である
建築において、日本は中国とは違う国から深い影響を受けている。私はこれを言葉の来た道から考察してみた。
2023.01.13
機械のアニミズム
アニメ「風の谷のナウシカ」は、特別に漫画やアニメが好きな人でなくても、この作品を視聴したことのある人は多いはずだ。
2023.01.12
企業の価値は存続にある
ファミリービジネスは、大昔から現在まで企業形態の中核を形成してきた。なぜかというと利潤の最大化ではなく、事業の永続性こそが最大の目的となるからである。
2023.01.11
朽ちる現代アート
砂澤ビッキの「四つの風」という彫刻作品は、札幌芸術の森野外美術館にあるが、現在この作品は風雪の影響で三本が朽ちてしまい、残り一本だけが残っている。
2023.01.10
1週間先の天気を見通せない理由
毎日のように週間天気予報をチェックしていると、気づくことがある。それは、先のほうの予報は結構コロコロ変わっていくということだ。
2023.01.06
時間を重視することで生まれた、和の空間
和室とは、自然に囲まれた空間だということができる。これは、実は日本人の時間に対する感性に深く関係する。
2022.12.27