早くも1月が終わりに近づいた2011年第4週、もうお屠蘇気分はすっかり抜けて本格的な動きが始まっている。その中でも、この週に第3四半期の決算説明会を開催したNTTドコモが、相次いで各種の施策を発表しているのが目に付く。KDDIは全国民放FM52局が聞ける「LISMO WAVE」をスタート。ソフトバンクモバイルは高速データ通信サービス「ULTRA SPEED」に対応した法人向けデータ通信専用プランを2種類提供すると発表した。
2011.01.31
2007年設立のPowermat社は非接触でスマートフォン、ノートPCなどを充電する製品を開発している。今年のCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)で、来年(2012年)から販売されるGM(ゼネラルモータース)の自動車には充電用の「マット」が搭載されることが発表された。搭載されるのはEV(電気自動車)の「シボレー・ボルト」などだが、充電するのは車そのものではなく、車内に持ち込むスマートフォンなどモバイル機器が対象。
2011.01.28
ソニー・コンピュータエンタテインメントは2011年1月27日、次世代の携帯ゲーム機「NGP」を発表した。発売は2011年末を予定している。NGPは通信機能として、新たに3G携帯電話のネットワーク接続機能を搭載。位置情報サービス向けに開発したアプリケーション「Near」では、ユーザーの位置情報を基にして周囲にいるNGPユーザーが楽しんでいるゲームの種類などを表示することでユーザー同士の出会いを拡大するとしている。
ソニー・コンピュータエンタテインメントは2011年1月27日、Android OSを搭載した携帯端末でプレイステーションのゲームなどを楽しめるようにする「PlayStationSuite」(プレイステーション スイート)を発表した。拡大するスマートフォンやタブレット端末のユーザーに対して、プレイステーションの世界を提供できるようにする。
ディズニー・モバイルは2011年1月27日、スマートフォン「DM009SH」を2月中旬に発売すると発表した。おサイフケータイやワンセグ、赤外線通信、デコレーションメールといった女性ユーザーの支持が高い機能を搭載し、浸透を狙う。
アフリカの携帯電話と一言で言っても、前回述べた通り先進地域と発展途上国の間では端末のラインナップや価格に大きく差が開いている。例えば南アフリカ共和国では、iPhone 4に始まり各主要メーカーの最新ハイエンド端末がラインナップに並び、先進国と比較してほぼ遜色のない製品が揃っている。しかし一方では、機能を抑えた低価格な端末がずらりと並ぶ市場もある。
2011.01.27
2005年創業のHipLogic社は、「*Spark」と名づけたスマートフォン利用者向け個人ポータル(ソーシャル・ホーム・スクリーンと呼んでいる)アプリケーションを開発した。当初発表されたのはAndroid版とNokia版。
ニッセンは2011年1月26日、動画を活用したECチャンネル「Nissen Fashion TV」を製作し、公開したと発表した。スマートフォンおよびパソコン向けに提供する。
ソフトバンクモバイルは2011年1月26日、高速データ通信サービス「ULTRA SPEED」に対応した法人向けデータ通信専用プランを2種類提供すると発表した。ULTRA SPEEDは下り最大42Mbpsの高速データ通信サービスで、専用端末「SoftBank 004Z」(ZTE製)が2月下旬以降に発売されると同時に提供が始まる。
Korea Internet & Security Agencyは、2010年12月24日に、韓国でのワイヤレス・インターネットの利用動向調査の結果を発表した。その結果、2010年9月の韓国のワイヤレス・インターネット利用率は、12歳から59歳では59.3%で、1年前の調査から4.4ポイント増となった。
2011.01.26
Vlingoは2006年創業の音声認識技術のベンチャー企業であり、iPhone、BlackBerry、Android向けの音声・テキスト変換や音声認識アプリケーション(電話帳など)を提供している。創業者は今では大手ライバル企業となったNuance社(当時はSpeechWorks社)の共同創業者で、カーネギーメロン大学時代から音声"オタク"のスピーチ・サイエンティストとして知られていたらしいMike Phillips氏ら3名。これまでにCharles River Ventures、Yahoo!、AT&Tなどから総額2650万ドルの資金を得ている。