発売からちょうど2カ月が経過した米アップルの情報端末「iPad」。iPad向けのさまざまなアプリケーションの提供や、iPadのビジネス利用の動きは衰えることがない。この1週間でもiPad関連のニュースが4件、立て続けに流れた。
2010.08.02
8月を目前に控えた先週、猛暑の中でもワイヤレス業界のニュースは目白押しだった。一つは、携帯電話事業者大手3社の四半期決算が発表になったこと。現状の各事業者の勢いの差が、決算の数値にも跳ね返っているようだ。
日本通信は2010年7月29日、地域WiMAX事業者向けの共用CSN(Connectivity Service Network)事業からの全面撤退をアナウンスした。同社は5月6日にこの事業への参入を発表したばかりだったが、地域WiMAX推進協議会の立場が変化したことを理由に撤退を決めたという。
アップルiPhone4のアンテナ問題は、センセーショナルに騒がれた挙句「ケースを無償配布」ということで日本でも決着しつつあるが、厳密に技術的には何がどう問題だったのだろうか。米国のアンテナ専門技術コンサルタント、Spencer Webb(AntennaSys Inc.)氏の実験と解説をもとに、簡単にまとめてみよう。
2010.07.30
米小売最大手のウォルマートが、同社で取り扱うプリペイド式携帯電話サービスのラインナップに、AT&TのGSMネットワークを新たに加えるという。
米ルックアウト(Lookout)社が進めている「アップ・ゲノム・プロジェクト」は、iPhoneやAndroidの大量のアプリケーションを調査し、セキュリティ上の課題を明らかにするものだ。調査対象としている30万本のうちすでに10万本の「ゲノム解読」が終わっており、数多くの情報漏えいにつながる「バグ」が発見されている。
英ボーダフォン(Vodafone Group PLC)が新興国市場の中で最も重視しているのがインドだ。現地子会社のVodafone Essarの最近の動向を紹介しよう。
NTTドコモは2010年7月29日、2010年12月に提供を始める予定の次世代通信サービス「LTE」(Long Term Evolution)のサービスブランドを「Xi」と決めたと発表した。Xiは「クロッシィ」と読む。
Amazon.comは現地時間の2010年7月28日、新世代の「Kindle」端末と、Wi-Fi通信機能に特化した「Kindle Wi-Fi」を発表した。いずれも日本語の表示に対応した。
欧州の携帯電話キャリアは、国内はむろんのこと欧州にもとどまらず、中東やインド、アフリカの携帯電話キャリアを含む全世界の市場をターゲットにしている。その結果、主要各キャリアの加入者数は中国には及ばないものの、米国・日本のキャリアをはるかに超えた規模となっている。
2010.07.29