8月に入ってもワイヤレス業界に夏枯れはないようだ。8月第1週にはスマートフォンを中心に多くのニュースが飛び交った。
2010.08.09
衛星経由でテレビ番組を配信する米ディッシュ・ネットワークが、スマートフォンなどのモバイル端末向けのライブ・ストリーミング・サービスを来月開始するという。
2010.08.06
これまでWiMAX方式のネットワーク展開を進めてきた米クリヤワイヤがLTEネットワークの実験を開始すると発表した。中国ファーウェイや韓国サムスンらのベンダーと共に高速なLTE網の実現に向けた取り組みを行うという。
BlackBerryの使用を禁じる方向への動きが各国で続く中、インドネシアも同様の措置を採るのではないかという報道がなされている。
インドのリライアンス・コミュニケーションズが、年内に開始予定の3Gサービスに向け、ユニバーサル・ミュージックと戦略的提携を行った。同社の提供する付加価値サービスのうち、音楽ダウンロードは35%を占めており、3Gでも同領域を強化することで収益につなげる考えだ。
独立行政法人情報通信研究機構(NICT)は2010年8月5日、iPhone向けの翻訳ソフトウエアを公開したと発表した。音声入出力で会話できる音声翻訳ソフトの「VoiceTra」と、文字入力の翻訳ソフト「TextTra」の2種類で、App Storeからダウンロードできる。日英独仏など21言語に対応する。
日本通信が米アップルのスマートフォン「iPhone 4」で使えるSIMカードの提供を検討しているようだ。2010年8月6日の日本経済新聞朝刊では「月内にもドコモ回線に対応した「SIMカード」を発売」と報道されている。
契約者数では、欧州No.1の携帯電話キャリアであるVodafone(ボーダフォン)は、LTE/4Gサービスをグローバル戦略の重要な要素と位置づけており、ライバルであるOrange(T-Mobileとの合弁)やMovistar/O2の一歩先を行くアクションを取っている。
2010.08.05
カリフォルニア州Palo Altoのベンチャー企業、ショップキック(Shopkick)社が提供するサービスはユニークだ。位置情報を利用して、レストランや小売店の来店客のスマートフォンに割引クーポンを届けるというサービスだが、ロケーションの検出は「自動」で行うのだ。