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インフラ

[Xi Watching Report #5]Xiの加入者計画に対する進捗確認・4-5月はLTE関連の話題が目白押し

前回(4月19日掲載)から、随分時間が経過してしまったが、引き続き月次契約者数の動向、進捗について確認すると共に、KDDIのLTE戦略について考察したい。

2011.06.01

UQコミュニケーションズ、1万5000局達成で全国の71%カバーへ

UQコミュニケーションズは2011年5月31日、同社のWiMAXサービスの屋外基地局が1万5000局に達したことを発表した。最初の基地局は2008年8月29日に竣工。1万局は2010年8月に達成しており、その後1万5000局までは9カ月で増加した。

2011.05.31

気象情報を楽しめる「ソラテナ」、全国3000カ所に装置を展開へ

ウェザーニューズとKDDIは2011年5月30日、気象情報を活用した新感覚のサービス「ソラテナ」を同日から全国展開を開始したと発表した。気象観測装置の設置をこれまでの東京近郊の約100カ所から全国の3000カ所へと大きく拡大し、本格サービスを開始する。

2011.05.30

2016年までに携帯のトラフィックは15倍--グローバルの通信事情を日本エリクソンが解説

2011年5月25日、日本エリクソンは東京ビッグサイトで開催中のWireless Japan 2011の会場で報道関係者に向けたプレスセミナーを実施した。世界でのHSPA+およびLTEの現状、無線ネットワークの進化などをエリクソンの施策とともに解説するもの。登壇した同社チーフ・テクノロジー・オフィサーの藤岡雅宣氏は、まず数字を繰り出しながらHSPAやLTEなどの現状について説明を始めた。

2011.05.25

ノキアシーメンス、モトローラソリューションズの通信機器部門買収を完了

4月29日(フィンランド時間)、ノキア シーメンス ネットワークス(以下ノキアシーメンス社)とモトローラソリューションズ(Motorola Solutions)は共同で、ノキアシーメンスがモトローラソリューションズのネットワーク資産買い取りを完了したことを発表した。

2011.04.30

LTE-Advancedに向けたノキア シーメンス ネットワークスの取り組み

日・米でともに昨年末から商用サービスが開始されたLTE。一般ユーザーへの幅広い普及はまだまだこれからだろうが、標準化組織3GPPでははやくも次世代のLTE-Advanced規格に関する議論が進行している。ノキア シーメンス ネットワークスは、技術仕様のグローバルスタンダード(標準)化に積極的に取り組んでいる。その中で最も重要視しているのが、3GPPにおける活動だ。中心メンバーとして活躍するハリー・ホルマ氏に、現在策定中のLTE-Advancedで新たに実装されるポイントと、より高速になるネットワークの混雑を緩和する技術について聞いた。

2011.04.28

LTEの本質とは 〜キャパシティがもたらすイノベーション

LTEという新たなモバイルネットワークが普及することでアプリケーション、サービス、コミュニケーション、そして我々の生活はどのように変わるのか。NTTドコモ サービス&ソリューション開発部長として、同社の先進技術開発を統括する栄藤 稔氏にお話をうかがった。

2011.04.27

[LTE仕様書斜め読み]3GPP TS 36.300編(1)

3GPP TS 36シリーズはLTEの公式仕様書です。ここには80余の独立した仕様が定義され、議論され、改版されています。LTE技術者として、それぞれの専門分野、担当分はすでに精読されているものと思いますが、全てに精通するのは分量が多く、困難です。また、「LTEとは何か」「何が標準化されていて、何が設計できるか」を知ることも役立つはずです。今回は、いくつかの基本的な仕様書を取り上げ、その中身を簡単に説明することにします。

2011.04.25

初期ユーザーの評価は上々、ルーター型端末の登場以降の伸びに期待――NTTドコモ「Xi」の現状と展望

次世代のワイヤレス通信サービスの担い手として注目されているのが、第3.9世代(3.9G)とも第4世代(4G)とも呼ばれる携帯電話方式「LTE」(Long Term Evolution)である。国内ではLTEを使ったサービスがNTTドコモから提供されている。2010年12月24日に提供が始まったばかりの「Xi」(クロッシィ)がそれだ。この記事では、商用サービスの開始から4カ月あまりが経ったXiの現状や、今後の展開計画などについて整理していく。

2011.04.22

“LTEレディ”なネットワーク機器で通信事業者のコスト構造を変革

スマートフォンに代表される新しい無線通信端末が普及してきたことで、ワイヤレス通信の環境は大きく変化してきている。その環境変化を端的に言い表すと、「今後はトラフィックが急増するにも関わらず、事業者が得られる収入はそれほどには増えない」ということになる。LTEはそうした状況に対する切り札として期待されている技術である。

[特別寄稿]世界のエネルギーインフラを変革する、超伝導直流送電

現代文明は電気という便利なエネルギーに依存している。だが、電気は長距離の送電損失が大きく溜められないという欠点がある。中部大学 超伝導・持続可能エネルギー研究センターの山口作太郎教授らが進めている「超伝導直流送電」が、こうした事情を変えるかもしれない。超伝導直流送電技術で地球規模の電力網を構築すれば、エネルギーを安定供給できる可能性があるというのだ。現在、中部大学では200m級の超伝導直流送電プロトタイプを建設し、実用化に向けた研究を行っている。

[Xi Watching Report #4]Xiの加入者計画に対する進捗確認/SBMのLTE戦略と700Mhz/900Mhz割当てに際しての与件事項の確認

今回は、前回に引き続き月次契約者数の動向を今年度Xi加入者計画5万件に対しての進捗状況のモニタリングをすると共に、少し古い話になるがMWC(Mobile World Congress)にて明らかになった、ソフトバンクモバイル(SBM)のLTEなど次世代戦略と今冬にも割当先が付与される見込みの、700Mhz/900Mhz帯の割当てに際しての与件事項について考察したい。

2011.04.19