ゲルを抽象化し既存研究の枠組みを外したときに、何ができるのか?を問う試みで、うまくいけばゲルという言葉の指す範囲そのものが劇的に変わる可能性があります。今回の「シュレディンガーの水曜日」はこれを中心に、プロジェクトの現場にいる若手3名と一緒に、期間中に何をどこまでやるつもりなのかを、ざっくばらんにお話しできればと思っています。
2026.08.27
一本道ではない世界を、どう描くか 一本の熊手を手にしたサルが、少し離れたところにある餌を引き寄せる。私が長年続けてきた脳研究は、そんな素朴な場面から始まりました。 サルの頭頂葉には、手に触れたものだけでなく、手の近くに見 […]
2026.08.27
「現代アートは気軽な気持ちで見に行って」と再三呼びかけている私ですが、いざ冷静に現代アート初心者におすすめの展覧会を選ぼうとすると、少し迷ってしまいます。 作品を楽しむには、どこか一つでも自分にとって身近に感じられる要素 […]
2026.08.14
私は、大学の教員を定年退職してから今年で3年が経ちました。ロンドンに来てからは1年経過しました。仕事も生活もいたって快適です(とは言いつつ、元々物価が高いことに加え、なんといっても円安が….)。特に仕事環境は、ある意味、 […]
2026.07.30
今回の「シュレディンガーの水曜日」は半導体量子デバイスが技術的テーマではありますが、それ以上に、国際ネットワークにおける人的交流の価値と重要性について語る会にしたいと思います。国際交流経験が豊富な入來篤史氏(帝京大学/理化学研究所)、原正彦氏(JSPSロンドンセンター)にも加わっていただいて、5人で国際交流のメリットを語り合うことにします
2026.07.28
現代アートがわからない気がするのは、おかしくない 私は大学で美術史学を学んだせいか、ときどき友人から「一緒に美術館に行って解説してほしい」と頼まれます。その言葉の裏には、「美術を知りたい。でもハードルが高い」という気持ち […]
2026.07.01
2026年7月15日(水)の「シュレディンガーの水曜日」は、「認知計算論」の最新状況を日高昇平先生(北陸先端科学技術大学院大学)からお話しいただき、原先生をはじめとするシュレディンガーなキュレータに加え、今回はゲストコメンテータとして高橋康介先生(立命館大)、清河幸子先生(東京大学)にも加わっていただきます。
2026.06.05
量子的シリーズ第3回のコーディネータは若手のホープ布山美慕さん(立命館大学立命館大学文学部准教授)です。原先生を始めとするいつものシュレディンガーな人たちと、量子的第1回でご登場いただいた桜田先生、第2回でコーディネータを務めていただいた入來先生あたりも参加していただけるはずです。乞うご期待。
2026.05.22
アートに触れようとすると、その周辺に「工芸」「民藝」「デザイン」といった、よく似た言葉が並んでいることに気づくはずです。どれもどこか重なり合っているようで、その違いは意外とわかりにくいものです 本稿では、それぞれの違いに […]
2026.04.24
今回は、量子論と哲学のあいだに見いだされる構造的な響き合い、身体をもつAIにおける間主観性の問題、そして量子的な発想を単なる比喩に終わらせず、反証可能な研究や実機実験へどう接続するか、という論点が立ち上がります。前半の話題提供、後半の討論を通じて、量子論をただ物理学の外へ拡張するのではなく、人間を理解するための新しい記述原理としてどこまで鍛えられるのかを、参加者のみなさんと一緒に考えます。
2026.04.17