ポストコロナ時代は伝統的なメディアが復活する 2020.08.21 ソーシャルメディアの重要性がますます高まっているような印象を受けますが、イギリスを始めとして欧州では、むしろソーシャルメディアを情報プラットフォームとして使うことに疑いを抱くユーザーが増えています。 イギリス通信庁(Of […]
ロシアとの情報戦に臨むリトアニアのエルフたち 2017.11.02 リトアニア共和国には「リトアニア・エルブズ」と呼ばれるボランティア組織があって、ロシアとの情報戦を繰り広げている。2014年のロシアのクリミア侵攻を機に、草の根運動として始まった。
フェイクニュースを受け取る側の心理的傾向 2017.10.17 コロンビア・ビジネススクールの研究によると、オンライン、特にソーシャルメディアでニュースに接触すると、そのニュースに対して事実かどうかを確認する意識が低くなるという。
ネットにしか居場所がないということ(後編) 2016.11.30 ネットでしか生きられない人間がネットでの活動にアイデンティティを託すことの危険性を考える機会が増えました。ジェイク・オロウィッツの文章を読むと、ウィキペディア編集により2011年のエジプト革命を支援したことを誇りに思っているのが伝わります。
ネットにしか居場所がないということ(前編) 2016.11.29 2004年に初めてウィキペディアを編集した現在37歳のエリオットは、ほとんど誰よりもこのオンライン百科事典の内部の仕組みを熟知していました。ウィキペディアを日常的に利用するネットユーザであれば、彼がかの有名な[要出典]タグを発明した人と聞けば、おっとなるのではないでしょうか。
我々は信頼に足るアルゴリズムを見極められるのか? 2016.10.06 前回、プラットフォーム企業がウェブを中央集権的でクローズドなものにしている話を書きましたが、そうしたプラットフォーム企業が提供するサービスの根幹にある「アルゴリズム」が問題視される事案が最近いくつかありました。
もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 2016.08.22 すっかり旧聞に属しますが、Internet Archive が主催し、これからのウェブのあり方を議論するイベント Decentralized Web Summit が6月に開かれました。それにいたる流れを少し辿りたいと思います。
子供のサイバー・セーフティー 2016.06.03 アメリカの非営利団体、Center for Cyber Safety and Education(フロリダ州クリアウォーター)が、小学4年生から8年生までを対象に行った調査結果を公表している。
仄暗いウェブの底から 2016.04.25 少し前に英ガーディアン紙がウェブ版の記事に寄せられた大量のコメントを解析した結果が話題になりました。その要旨を簡単に書いてしまえば、女性によって書かれた記事は、男性によって書かれた記事よりもクソリプがつきやすい、という仮説を裏付けるものだった、になるでしょうか。
世界に売られた男 2016.02.25 Apple と連邦捜査局(FBI)との間の「iPhoneロック解除」問題の話題が続いています。一連のニュースを見ていて、この人ならどういう意見を述べただろうかと思う人がワタシにはいました。それは早熟の天才ハッカー、アーロン・スワーツです。