イー・アクセスは、LTEの高速化、高度化に向けて、複数の周波数帯をまとめて利用できる「キャリアアグリゲーション」などの実験を開始する。5月の事業者別契約数が発表になり、NTTドコモは前月の微増から10万件弱の純増へとやや反転した。ビックカメラは月額945円から使えるLTE&無線LANサービスを開始する。
2013.06.10
KDDIのau携帯電話に相次いでトラブルが発生した。4G LTEのデータ通信が利用できなくなるというもので、2日連続で利用者に影響が及んだ。ソフトバンクモバイルは、SNSとスマートフォンの連絡先、メッセージをまとめて管理できるアプリ「スマート電話帳」の提供を開始、イオンリテールはNECビッグローブの「ほぼスマホ」を店頭販売すると発表している。
2013.06.03
この週は、KDDIの話題が満載。夏モデルの新製品、新サービスの発表に続き、KDDI研究所の公開や新技術の発表、そしてEメールなどの新ユーザーインタフェースの提供と、盛りだくさんだった。一方で、サービスエリアの不当表示により消費者庁から措置命令を受けるというニュースもあった。KDDI、ソフトバンクモバイルなどが新大久保で韓国企業と共同でO2O実験を開始、ニールセンがスマートフォン視聴率の提供を開始といったトピックも興味深い。
2013.05.27
夏モデルの新製品が毎週相次いで発表されている。この週はNTTドコモとイー・アクセス(イー・モバイル)が新製品を発表した。ドコモは11機種のスマートフォン、タブレット端末を発表したが、その中でも2機種を積極的に販促する「ツートップ」の戦略を採る。イー・アクセスはソフトバンクモバイルのネットワークを利用するスマートフォンやモバイルルーターを発表し、ソフトバンクグループの一員である性格が強く出るようになった。
2013.05.20
連休ボケも残るこの週は、業界の指標となる統計数値が発表された。携帯電話の2012年度出荷台数ではアップルがついに首位に。4月の契約数ではNTTドコモが再び薄氷の1300件純増にとどまったことがわかった。ソフトバンクモバイルが夏モデルを発表、ドコモはdocomo Wi-Fiの高機能化、KDDIは「ジブリ」コンテンツの提供など、各キャリアーの動きも目立った。
2013.05.13
大型連休を挟んだこの2週間には、大手携帯電話事業者3社の2012年度通期決算が発表された。好調を維持して大幅な増益だったソフトバンクに、復活を遂げたKDDIも増益で続く。NTTドコモはMNP転出に苦戦する状況からまだ抜け出せず増収ながら減益の決算となった。KDDIは4月中旬に起こったiPhoneなどのメールトラブルの原因と対策を発表したが、その直後に今度は4G LTEサービスでトラブルが発生する事態に見舞われた。2週間のトピックを整理していこう。
2013.05.07
この週はKDDIのau版iPhone、iPadのユーザーにとって、困った1週間になった。火曜日の朝から始まったメールトラブルが、結果的には金曜日まで続いてしまったのだ。NTTドコモは月額980円の音楽聴き放題サービスを開始する一方、クラウド型メールサービスの開始が10月にずれ込むことをアナウンスしている。米衛星テレビ放送大手のスプリント買収計画発表を受けて、ソフトバンクは買収が計画通りに完了するとコメントした。
2013.04.22
週末の早朝、関西地方で震度6弱の大地震が発生したことを受け、通信事業者は安否確認のためのサービスを提供している。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。この週の新サービスでは、月額980円で最大112.5MbpsのLTEサービスを利用できるNTTコミュニケーションズの「OCN モバイル エントリー d LTE 980」が注目。またマカフィーがGoogle Play上に詐欺アプリが多く確認されていることを報告し、注意を喚起している。
2013.04.15
新年度が始まったこの週は、3月末の携帯電話契約数が大幅に伸びた統計の発表や、「070」番号を携帯電話でも利用していくといったニュースがあった。イー・アクセスのイー・モバイルサービスで通話やデータ通信がしにくい状況になるというトラブルもあった。
2013.04.08
東日本大震災から2年が過ぎて、さまざまな災害対策が実際に動き出している。基地局の災害対策や移動基地局車の高速対応、パケット通信で音声メッセージを届ける「災害用音声お届サービス」の事業者間共通利用化などの発表があった。また、MVNO(仮想移動体通信事業者)の動きが活発だったのも特徴。日本通信はレイヤー2接続をKDDIとソフトバンクモバイルに申し入れたほか、BIGLOBEからは低コストで利用できる「ほぼスマホ」の発表があった。
2013.04.01