前回(4月19日掲載)から、随分時間が経過してしまったが、引き続き月次契約者数の動向、進捗について確認すると共に、KDDIのLTE戦略について考察したい。
2011.06.01
このところ海外でもNFCをめぐる動きが慌ただしい。ワイヤレスジャパン2011では、トッパン・フォームズがNFCソリューションを大々的にアピールしていた。
2011.05.26
日・米でともに昨年末から商用サービスが開始されたLTE。一般ユーザーへの幅広い普及はまだまだこれからだろうが、標準化組織3GPPでははやくも次世代のLTE-Advanced規格に関する議論が進行している。ノキア シーメンス ネットワークスは、技術仕様のグローバルスタンダード(標準)化に積極的に取り組んでいる。その中で最も重要視しているのが、3GPPにおける活動だ。中心メンバーとして活躍するハリー・ホルマ氏に、現在策定中のLTE-Advancedで新たに実装されるポイントと、より高速になるネットワークの混雑を緩和する技術について聞いた。
2011.04.28
LTEという新たなモバイルネットワークが普及することでアプリケーション、サービス、コミュニケーション、そして我々の生活はどのように変わるのか。NTTドコモ サービス&ソリューション開発部長として、同社の先進技術開発を統括する栄藤 稔氏にお話をうかがった。
2011.04.27
3GPP TS 36シリーズはLTEの公式仕様書です。ここには80余の独立した仕様が定義され、議論され、改版されています。LTE技術者として、それぞれの専門分野、担当分はすでに精読されているものと思いますが、全てに精通するのは分量が多く、困難です。また、「LTEとは何か」「何が標準化されていて、何が設計できるか」を知ることも役立つはずです。今回は、いくつかの基本的な仕様書を取り上げ、その中身を簡単に説明することにします。
2011.04.25
次世代のワイヤレス通信サービスの担い手として注目されているのが、第3.9世代(3.9G)とも第4世代(4G)とも呼ばれる携帯電話方式「LTE」(Long Term Evolution)である。国内ではLTEを使ったサービスがNTTドコモから提供されている。2010年12月24日に提供が始まったばかりの「Xi」(クロッシィ)がそれだ。この記事では、商用サービスの開始から4カ月あまりが経ったXiの現状や、今後の展開計画などについて整理していく。
2011.04.22
スマートフォンに代表される新しい無線通信端末が普及してきたことで、ワイヤレス通信の環境は大きく変化してきている。その環境変化を端的に言い表すと、「今後はトラフィックが急増するにも関わらず、事業者が得られる収入はそれほどには増えない」ということになる。LTEはそうした状況に対する切り札として期待されている技術である。
今回は、前回に引き続き月次契約者数の動向を今年度Xi加入者計画5万件に対しての進捗状況のモニタリングをすると共に、少し古い話になるがMWC(Mobile World Congress)にて明らかになった、ソフトバンクモバイル(SBM)のLTEなど次世代戦略と今冬にも割当先が付与される見込みの、700Mhz/900Mhz帯の割当てに際しての与件事項について考察したい。
2011.04.19
KDDIは2011年4月6日、同社が販売するスマートフォン「IS03」(シャープ製)の基本ソフトを、現行のAndroid 2.1からAndroid 2.2へと更新するアップデートを実施すると発表した。アップデートは2011年4月14日の午前10時から実施する。IS03単体ではアップデートできず、インターネットに接続したパソコンを介してアップデートを実行する。
2011.04.06
LTE-Advanced向けの半導体メーカーにカギとなるモデム技術のIP(intellectual property)を提供しているのが英国のIPコアベンダーのコグノボ(Cognovo)社だ。
2011.03.18