⑤人間機械系の研究者として感じる自動運転の問題点 2017.05.19 レベル3以上の自動運転はとうぶん実現しない。事故の責任についての法的・哲学的問題や、センサーの検出精度を高めるためにかかるコストなど、解決すべき問題が山積しているためだ。可能性があるとすれば、高速道路に自動走行車専用レーンを作る、過疎地域のパーソナルモビリティとして最高速度を30km/hに限定したものを認めるなどだろう。
④運転支援システムを「便利害」にしないための方法 2017.05.12 不便益研究では、不便であることがユーザの主観的益になっているものごとを「不便益」、便利であるがゆえにユーザが手間をかけられず、害になっているものを「便利害」と呼んでいる。
ソニーが独自LPWA、ソフトバンクのIoTが準備段階に、危険なIoT機器の検出ソフト 2017.05.09 大型連休の直前、ネットワークとIoTに関連するニュースが相次いで流れてきた。ソニーの独自LPWA技術開発、エリクソンによるソフトバンクへのIoT機器サポート、アプリックスによるIoT機器向けセキュリティソフト提供といった話題だ。
③不便益系の設計方法 2017.04.28 ユーザに手間をかけさせることによって、ユーザにとって主観的な益を生み出すモノやコトを「不便益系(不便益システム)」と呼ぶ。その不便益系を生み出すためには、(1)能動的な工夫の余地を与える、(2)習熟を飽和させない、(3)可視性を高める、(4)気づきの機会を拡大するという、という4点に注目する。
小型太陽光パネルの発電でセンシング・通信、JAふくしま未来が防霜IoTソリューション 2017.04.27 ふくしま未来農業協同組合は、太陽光発電などの環境発電技術を用いた「エネルギーハーベスティング」を利用し、電源不要のIoT環境を整えて果樹の防霜対策を実施する。
⑨自車外環境と車内環境を切り離す 2017.04.26 自動車を運転する時、我々は進行方向の視覚情報や、エンジン音やロードノイズ、車体の振動などから多くの情報を得て、はじめて安全を確保している。それに対して自動運転車は、搭載コンピューターが運転に必要な情報を把握していればいいので、搭乗者に外界の状況を伝える必要がない。
②不便益の事例 バリアアリーと足こぎ車椅子 2017.04.20 不便益の事例には、紙の辞書や紙の手帳、マニュアルトランスミッションの自動車といった古典的な例のほかにも、バリアフリーではなく「バリアアリー」を目指す老人ホーム、あえて庭をデコボコにする幼稚園や、足こぎ車いす「COGY」などがある。
④研究の視野はこうして広がった 2017.04.20 1984年に開かれた数学の国際会議に関連して、当時30代であった若山は招待講演を行った。その内容は大きな拍手をもって迎えられたが、他の大物研究者がほぼ等しい内容を既に論文として発表していたことを知る。
温泉で死にたくなければIoTを活用すべし 2017.04.19 先月ロンドンで開催されたSmart IoTは、最近のIT系イベントの中では最も盛り上がっていましたが、いくつか気になる企業がありました。 イギリスのIoT系スタートアップ企業が集まるブースで目立っていたのがスマートシティ […]
⑧災害時に自動運転車はどう振る舞うべきか その2 2017.04.19 前回に引き続き緊急避難時に自動運転車はどのように振る舞えば良いのかを考え、そこから緊急避難時に自動運転車を運行させるのに必要な条件を洗い出していこう。