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  • 中国を衰退させた、貢物という毒

    2023.06.29

    15世紀末には、ヨーロッパは明らかに他地域への進出に積極的になった。ヨーロッパの対外進出はますます目立つようになり、それは主として海上ルートによるものであった。しかしアジアがヨーロッパに進出することはなく、アジアはヨーロッパと比較すると後退していったのである。

  • 「賢明な消費」は、はたして存在するか?

    2023.06.27

    消費社会において個々の消費者は群衆の中に埋没したのか、私たちの消費体験は幻影に過ぎないのか、今回は消費文化や消費主義の台頭がいかに論じられてきたのかに注目しながら考えてみたい。

  • 光ピンセットで世界制覇を狙え!

    2023.06.23

    「光ピンセット(optical tweezers)」は、光圧(ひかりあつ)という光の圧力を使った新しい技術です。例えば、血液中の赤血球を捕まえて自由に移動させたり、あるいは水と油に溶けているそれぞれの物資を光ピンセットで近付けて化学反応させる、などという芸当が可能になります。

  • 語り継がれず消えてしまう、もうひとつの東京

    2023.06.20

    精神科医である筆者は、どちらかといえば平凡な人間であるが、縁あって研究者としてホームレスの人の支援に10年以上関わっている。現場で実際にホームレスの人を支援している人たちは尊敬すべき人々である。

  • 有機エレクトロニクスはSociety 5.0社会の実現に資することは可能か?

    2023.06.17

    山形大学有機エレクトロニクスイノベーションセンター(INOEL)は、有機エレクトロニクス実用技術の研究開発成果を産学連携で推進するセンターとして2013年に設立されました。このセンターの大きな特徴は事業化・産業への応用(社会実装)を最重要視していることです。

  • [6月26日開催] AIの主役はアルゴリズムではなく「データセット」だった! ChatGPTを作れなかった日本が目指すべきこれからのAI開発

    2023.06.09

    AIはデータを「食って」駆動しているため、与えるデータによってアウトプットは大きく異なります。つまり、データセットはAIの性能を決定づけるもの。しかしながら、それが深く議論された機会はさほど多くはないのではないでしょうか。

  • 多様な翻訳が可能な科学は、創造的活動のソースとなる

    2023.06.08

    画期的なものや人、出来事に出会ったとき、人はそれを境にそれまでの考え方やふるまいを変えることがある。よく著名人のインタビューなどで「あなたを変えたひと言は何ですか」のような質問を耳にするが、誰かが何の気なしに言ったアドバイスや、モットーのようなものが自分の中に強く残り、その後の行動を変容させることがままあるのだ。