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科学・技術・芸術の社会実装Social Implement of STEAM

アリに学ぶ持続可能性。衣料品製造や生殖医療の常識を変えるイノベーション

真のSDGsを理解するためにアリの社会にダイブしてみよう。まずは、「安全な水とトイレを世界中に」に関連する内容を見てみよう。

2024.02.06

インドで急成長するデジタル系スタートアップ事例

Urban Companyは、様々な分野のローカル業者を自宅に派遣する「ホームサービス」のプラットフォームである。家の掃除、水回りや家電の修理、害虫駆除、ネイルサロンやマッサージなど、多岐に渡るサービスをワンストップで提供している。

2024.02.01

YouTubeを観すぎると、過剰な自信家になってしまう?

グリズリーというヒグマの亜種がいます。別名ハイイログマ。どこかで写真をご覧になればわかりますが、ものすごく強そうな動物です。さて、このグリズリーと素手で戦ったとして、あなたは勝利を収めることができるでしょうか?

2024.01.30

データを徹底利用した「地球マネジメント」こそが真の国家安全保障

安全保障というと、多くは国家の存続を保障するための力の行使のことを考える。軍事力の的確な行使、行使に先立つ抑止力の充実には偵察活動が必要であり、だから偵察衛星は、国家にとって重要なのだと考えがちだ。しかし、そうではない。

2024.01.25

NFTアートで儲けたければ、投資は人にするべき理由

今から10年以上も前の話だが、現代アートのコレクターとして知られる或る老夫婦に密着した「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」というドキュメンタリー映画が公開され、ちょっとした話題になった。

2024.01.23

熟練者でも遭遇する雪崩事故。「北海道大学山岳部雪崩遭難事故」の教訓

この事故に遭ったのは、北海道大学山岳部の6人のパーティーです。このパーティーは、1965年3月11日に日高山脈に入山しました。日高山脈は当時、整備された登山道がなく、本当に山の技術がないと登れない場所です。

2024.01.18

デジタル化と巨大企業の「税逃れ」。加速し続ける無形資産への投資

企業の資産のあり方は、21世紀になって非常に激しく変わりつつある。それまで経済を牽引してきた製造業は、従業員も多く、大工場があり、資産といえば有形資産がほとんどであった。だがITが発展すると、知的財産の重要性が著しく増加し、無形資産が有形資産よりも重要な地位を占めるようになっていった。

2024.01.16

テクノロジーへの熱狂には、サイクルがある

1980年代の半ば、現在のような経済成長の勢いがまだあまり見えない時期のインドネシア・ジャワの村落で、2年ほど人類学的な調査をした。その村はジャカルタとスラバヤを結ぶ幹線道路からかなり奥まったところにあり、道路近くなら電線は引かれていたものの、当該農村では電気がなかった。

2024.01.11

AIの強みは「間違えられる」ことにある

コンピュータというものはプログラム通りに動くのが当たり前、バグがあったら停止するのが当然で、いくら記号の羅列という共通性があるといっても、ちゃんと動いたり動かなかったりするゲノムをデジタル情報処理系になぞらえるのは、いくらなんでも牽強付会が過ぎる、と思われる向きもあるかもしれない。

2024.01.09

小売業がポイント還元をやめられない理由とサブスクの罠

お買い物をするときには、ポイント還元よりも現金割引の方がいい、という話を聞いたことのある方も多いのではないかと思いますが、少し違う角度からポイント還元の話をしたいと思います。実は、ポイントやギフトカードプレゼントには、私たちの意識の穴を突く、恐ろしいトリックが仕掛けられているのです。

2023.12.26

システムの自己増殖が止まらないのはなぜか?

ドイツの社会学者にルーマン(N.Luhman)という理論社会学者がいる。英米圏やフランス語圏ではそれほど人気があるとはいえないが、日本では彼の書籍の大半は翻訳が出ている。彼の議論は独、伊そして日本といった旧枢軸国でよく読まれているという冗談を聞いたことがあるが、なぜそうなのかはよくわからない。

2023.12.22

テクノロジー・欲望・苦痛 理工系の学部増設に意味はあるか?

テクノロジー礼賛は、F・ベーコン以来の古い歴史を持つ。ベーコンは、有用であることこそ、学問(サイエンス)に求められるべき成果と信じていた。日本のように化石燃料や広大な土地といった資源を持たない国では、技術立国こそが生き残りの道である、と声高に言われたりもする。そこで、役に立つテクノロジーを開発する人材も求められるわけである。

2023.12.19