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ワールドコンパス

楽天のViber買収:「楽天経済圏」への足掛かりとしてのメッセンジャーアプリ

日本を代表するインターネットショッピングモールを運営する楽天は2014年2月14日、メッセンジャーアプリ「Viber」を提供しているキプロスに本拠地を置くViber Media Ltd.の発行済全株式の取得及び新株発行の引受を行い、総額9億米ドルで取得することを発表した。Viberは全世界で約3億人の登録ユーザ(月間アクティブユーザーは1億500万人)が存在し、現在でも1日当たりのユニークユーザーが55万人増えている。

2014.02.21

インドネシアで数々の賞を総なめしていくJKT48

前回のレポートでは、AKB48の姉妹グループでインドネシアのジャカルタを拠点に活躍するJKT48についてお伝えした。そのJKT48はインドネシアで2011年末から活動を開始し、まだ2年程度であるが、現在インドネシアでは飛ぶ鳥を落とす勢いである。ここ最近のインドネシアの音楽業界でもここまで活躍しているグループはそういない。インドネシアで様々な賞を受賞している。

2014.02.19

インドネシアで大人気のJKT48

AKB48の姉妹グループはSKE(栄)、NMB(なんば)、HKT(博多)と日本国内以外にもSNH(上海)、JKT(ジャカルタ)と海外にもある。ジャカルタで活動するJKT48は現地でも若者を中心に大人気である。ポカリスエット、ローソン、ポッキー、ヤマハ、Indosat(携帯電話会社)、シャープ、ユニチャームなどテレビCMやビルボードも多数見かける。

2014.02.18

マイクロソフトはノキアの携帯電話事業をどうするのか

2014年2月12日、フィンランドの老舗携帯電話メーカーであるノキアが「Windows Phone 8」搭載のスマートフォン「Lumia Icon」を発表した。アメリカの通信事業者Verizonから2月20日に199.99ドル(2年契約付き)発売される。2014年3月末までにノキアの携帯電話部門をマイクロソフトへの買収が完了される予定である。マイクロソフトは買収完了後も「Lumia」ブランドは継続するとのことだが、「Lumia Icon」はノキアから登場する最後のWindows Phoneのスマートフォンになる可能性が高い。

2014.02.17

スーパーボウル2014:年々拡大するスタジアムでのデータ通信

2014年2月2日、ニュージャージー州イーストラザフォードのメットライフ・スタジアムで48回目のスーパーボウルが行われた。スタジアムには8万2,500人の観客が見に来た。今回のスーパーボウル開催中にメットライフ・スタジアムにおいてアメリカの通信事業者3社のうち、どこの通信事業者のネットワークがよかったのかNexgen Wirelessがテストを行った。

2014.02.14

世界最大のメッセンジャーアプリ「WhatsApp」はどこを目指すのだろうか

2014年1月20日、世界最大のメッセンジャーアプリ「WhatsApp」の月間のアクティブユーザ数が4億3,000万人を突破したと同社CEOのJan Koum氏が明らかにした。2013年12月に4億に達したので、1か月で約3,000万増加している。

2014.02.13

テルアビブで大人気のサイクルシェア「Tel-O-Fun」

気候が良い地中海沿いイスラエルの都市テルアビブでは「サイクルシェア」が大人気である。2011年4月にテルアビブ市が導入し、現在ではテルアビブおよびヤッフォ周辺に170か所以上のステーションに約2,000台の自転車がある。利用者は借りたい時に近くのステーションで自転車を借りて、近くのステーションで返却することが可能である。

2014.02.12

ヒューレット・パッカードが狙うインドのスマートフォン市場

アメリカのヒューレット・パッカード(HP)は2014年1月15日、インド市場でスマートフォンを販売することを発表した。同社にとってはスマートフォン市場への再参入となる。

2014.02.10

スタートアップを支えるテルアビブのコワーキングスペース

世界中からユダヤ人の移民が集まっているイスラエルでは、ここ20年くらいベンチャーキャピタルの発展もスタートアップの発展を促進している。また国家としてもスタートアップ企業の支援を積極的に行っている。テルアビブ市では2012年から従来の図書館を有効活用するために、スタートアップ向けの「コワーキングスペース」として貸出しを始めた。スタートアップのために「プラットフォーム」として多くのスタートアップをコネクティングすることが目的で、現在12チームで約30人が利用している。

2014.02.06

スマートフォン対応電子マネー「mPAY rabbit」は普及するか?

タイのバンコクでは公共交通機関BTSへの乗車や町での買い物の支払いに利用する「rabbitカード」が2012年5月に開始され、だいぶ普及している。最近、タイの最大手通信事業者AISが「mPAY rabbit」と称するスマートフォンで「rabbit」が利用できるサービスを推進しようと多くのプロモーションを行っている。これはいわゆる「モバイルSuica」のようなもので、従来のカードではなく、NFC対応のスマートフォンに「rabbit」のアプリをダウンロードして利用するものである。

2014.02.05

ノキアはAndroidスマートフォンを開発するのだろうか?

ノキアがAndroid OSを搭載したローエンド・スマートフォンの開発を進めているとする話をThe Vergeなど複数のアメリカのメディアが2013年末に報じていた。開発コード名は「Normandy」と呼ばれているようだ。マイクロソフトとノキアがスマートフォン戦略の軸を変えるには、マイクロソフト社全体に資金的余裕がある今がラストチャンスかもしれない。

2014.02.03

OTTに依拠するシンガポールの通信事業者

2013年11月19日、シンガポールの通信事業者Starhubは中国テンセントが提供するメッセンジャーアプリ「WeChat」専用のプリペイドのデータ通信プランの提供を開始した。1日利用で40セント(約32円)、1カ月で6ドル(約480円)である。それぞれ1日につき1GBまでシンガポール国内においてWeChatの利用が可能である。また2013年8月にはシンガポール最大の通信事業者Singtelがメッセンジャーアプリ「WhatsApp」専用のデータ通信プランの提供を開始している。こちらは1日利用で50セント(約40円)、1週間で3ドル(約240円)、後半1カ月で6ドル(約480円)である。それぞれ1日につき1GBまでシンガポール国内においてWhatsAppの利用が可能である。SingtelではWhatsApp以外にもFacebook利用に向けても同様のプランを提供している。

2014.01.30