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島内外の人の繋がりが過疎を救う。「30年後誰もいなくなる」と言われる伊豆大島の存続に向け活動する夫婦の話

全国的に地方の過疎化が進むなか、東京・伊豆諸島の一つ、伊豆大島も人口減少が著しい場所である。東京という人口密度が日本で最も高い地域に属しながらも、30年後には人がいなくなるかもしれないと言われている、消滅可能性都市のうちの一つだ。この過疎化に直面している伊豆大島に移住した、千葉努・れみ夫妻。NPO法人Kichiという団体を立ち上げ、伊豆大島の人口減少、観光客減少、そして一次産業の衰退という3つの問題に対する取り組みを行なっている。フリーペーパーの制作、イベント企画、そして島内外の人を繋げるコミュニティ作りなど、NPO法人Kichiが結果を出せている理由は、島民だけでなく島外の人にも良い刺激を与えられるような、妥協しない情報収集・提供や空間作りにあった。

2019.02.26

頭の悪いAIの暴走を女性が止める

IT業界は、日本でもアメリカでも女性の数が少ない世界で、メディアや教育の世界に比べると多様性に欠けた業界だと言えるかもしれません。 例えばアメリカの場合、IT業界でテクノロジー系の仕事をする女性は25%(WOMEN IN […]

止まらない衰退。地域公共交通を守り育てるには「移動することの楽しさ」を提案すべき

地方部の地域公共交通がこの半世紀近く衰退の一途をたどってきたのは、モータリゼーション進展によって「売り手市場」の維持が不可能になっていったにもかかわらず、サービスの見直しが進まなかったことが大きい。90年代までは運賃値上げを繰り返し、利用者減少とさらなる値上げとの負のスパイラルが止まらなくなった。そのため値上げを凍結する代わりに経費節減に走り、サービス切り下げを進めた。

なぜイギリスとイタリアにはデスマーチがないのか?

前回は、電車遅延の場合、イタリアやイギリスでは通勤を諦める人が多いと書きました。会社側もどうぞ来ないでくださいといいます。通勤を諦めた人々は、さっさとパブやバールに行って昼から飲んでいます。 一日会社に来なかったらかと言 […]

2019.02.25

スーパー書評「漱石で、できている」1
夏目漱石『虞美人草』 大人の世界を知る一歩

最初の試みとして、何を取り上げようか、かなり迷ったのですが、結局漱石の、しかも表題作に落ち着きました。繰り返し、色々な機会に触れてきましたように、私という人間の相当部分は、漱石によって出来上がっていると言えます。

中央線遅延から考えた日本のITの生産性が最悪な理由

2月25日の月曜日の朝から、停電のために中央線と総武線が朝の通勤時間帯に止まってしまい、散々な目にあった方が多いのではないでしょうか。 Twitterをのぞくと三鷹やその他の駅で、改札口やプラットフォームに入れない人の写 […]

IoTは働き盛りや子育て世代の不安解消に期待--MMD研究所などが分析

MMD研究所はセキュリティ大手のマカフィーとIoTに関するアンケート調査「日本におけるIoT意識調査」やインタビューを行い、その結果から導かれるIoTへの意識の現状分析をまとめた

IoT時代のセキュリティに顕在化する現状と課題

スマートデバイスの利用の広がり、IoTの普及、さらには様々なデバイスから収集したデータのAI(人工知能)などによる活用──。こうしたICTの発展は、産業や社会、人々の生活などに広くメリットをもたらす。一方で、多様なデバイスが備えるセンサーやカメラなどから得られたデータを収集し、分析するプラットフォームには、いったん情報が流出したら産業から生活まで大きな影響を及ぼすリスクが内在する。

2019.02.21

三菱電機、車載機器などのセンサー向けセキュリティ技術を開発 ほか

三菱電機、車載機器などのセンサー向けセキュリティ技術を開発【Automotive World】 三菱電機は2月7日、ドローンや車載機器、製造設備などに搭載されるセンサー向けのセキュリティ技術を開発したことを発表。この技術 […]

2019.02.20

自動運転は移動の「価値」を変えるか

自動運転が私たちの生活をどう変えるのかを考える際に重要なのは、私たちの生活の中での「移動」にどのような価値があるか考えることだ。

2019.02.19

米トランプ大統領、AI開発促進に大統領令 ほか

米トランプ大統領、AI開発促進に大統領令【NYTimes】 米国のトランプ大統領は現地時間2月11日、AIの開発や規制を促進する大統領令に署名。この大統領令は、AI分野の労働者の教育のほか、クラウドコンピューティングサー […]

「首都圏在住・地域ゆかり」が集まることで地元を変える – 「2018あきた寺子屋」レポート

東京で首都圏在住の同郷の者たちや地域ゆかりの者たちが集まる機会はそう珍しくもないかもしれない。しかしその「集まり方」一つで、地域に革新をもたらすうねりの端緒になることがあるとしたら、どうだろう。 今回は、秋田県人が、年1回開催している首都圏のイベント第7回「2018あきた寺子屋」のレポートだ。昨年に続いてスマートニュース本社で開催された。本イベントでは、「秋田の魅力、ここほれワンワン」をキャッチコピーとし、地方創生の観点から秋田の魅力を掘り出し、新事業や活動のきっかけづくりを行うために催されたもの。イベントは3部構成で、行政、起業、外貨獲得の3つの方向から、それぞれ秋田の活性化に関ってきた3名の講師による講演と、全員参加型のワークショップによる討論が行われた。主催は秋田産業サポータークラブ(秋田県)、運営協力として一般社団法人 創生する未来、全体のファシリテータには、組織変革のコーチングに定評がある場活堂の泉一也氏が務めた。

2019.02.18