2月27日、NECは、NTTドコモが実用化を予定するLTE-Advancedに対応した「高密度基地局装置」の開発ベンダーに選定されたことを発表した。同装置は、NTTドコモが提唱する「高度化C-RAN(Centralized Radio Access Network)アーキテクチャ」に対応している。
2013.02.27
Mobile World Congress 2013(MWC 2013)のノキア シーメンス ネットワークスのブースでは、モバイル通信のキャパシティを増加させるためのソリューションが展示されている。その中の1つが、デュアルバンドのDC-HSPA+のデモ。世界で主流を占める3Gでも、キャリアアグリゲーションと同様に複数周波数帯を利用してキャパシティを高められる。
Mobile World Congress 2013(MWC 2013)のエリクソンブースでは、LTEなどのネットワークを快適に利用できるようにするため、さまざまな技術的な提案をデモなどで示していた。
Mobile World Congress 2013(MWC 2013)のクアルコムブースでは、詳細が発表されたばかりの高性能プロセッサー「Snapdragon 800」の実力を試すデモが前面に押し出されている。フルHDの4倍の画素数を持つ4K2Kの動画をSnapdragon 800を搭載したスマートフォンでリアルタイムにエンコードできるといったものだ。
NTTドコモと韓国のKT、中国のチャイナモバイルの3社は、日中韓の3か国間でのNFCサービスにおけるローミングを実現するために必要な、サービスや端末に関する諸条件について、共通仕様を策定した。
2013.02.26
この週末は「数年に一度の強い寒気」が流れ込んで北日本・北陸地方では大雪となっている。青森県酸ヶ湯では2月24日午後9時現在の積雪量が529センチと観測史上一位を更新したとのこと。キャリア各社からは、災害救助法の対象となった地域への支援措置が発表されている。被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。
2013.02.25
次世代ネットワークのLTE-Advancedの展開に向けて2013年2月21日、NTTドコモ関連の動きが2つあった。1つはドコモが提唱する新ネットワークアーキテクチャ「高度化C-RANアーキテクチャ」を実現する基地局装置の開発を開始するニュース。もう1つは、ドコモのLTE-Advancedに対応した装置の開発ベンダーとしてパナソニック モバイルコミュニケーションズとノキア シーメンス ネットワークが選ばれたニュースである。
2013.02.21
NTTドコモは2013年2月19日、700MHz帯を含む5つの周波数に対応した基地局アンテナを開発し、2013年3月から順次導入すると発表した。2015年1月に提供を予定している700MHz帯を利用したLTEサービスの開始に向けたものだ。
2013.02.19
月曜日が祝日で営業日が4日だったこの週、「新しい」技術やサービスに関する発表が相次いだのが目についた。技術では、LTEの次世代通信技術「LTE-Advanced」(LTE-A)の実証実験の結果や、Wi-Fiを使ってスマホ間でメッセージをリレーする新方式の実証が発表された。また、画像認識を使った新しい広告アプリや、地下鉄駅の無線LAN環境を使って地下鉄利用者に情報を提供得る新しいサービスも提供がアナウンスされた。
2013.02.18
東北大学大学院情報科学研究科は2013年2月14日、キャリアの携帯電話回線を利用することなく、スマートフォンのWi-Fi(無線LAN)通信だけでメッセージをリレーすることに成功したと発表した。災害時などに携帯電話回線がつながらない状況でも、スマートフォンを介してメッセージをリレーして伝えられる可能性を示した。
2013.02.15