「アートは、限られた人のためのもの」そんなふうに感じたことはないでしょうか。 美術館に行くと、専門用語が並び、作品の背景を知らなければ理解できないように思える。作品を買おうと思っても、価格や購入方法がよくわからない。そも […]
2026.09.11
履歴書は、小さな「本紀」である 研究者の経歴は、年表にすると妙にまっすぐです。何年にどこへ移り、何を研究し、どんな論文を書いたか。出来事を年月順に並べると、あたかも最初から行き先を知っていた人が、予定された駅を順番に通過 […]
2026.09.10
質量と体積を持ち、空間を占めているすべてのものが物質(Substance)だとしたら(フェルミ粒子じゃないものはどうなんだ、という面倒な話はとりあえず割愛)、その物質を何らかの目的や製品を作るための素材として活用できる状 […]
2026.08.28
ゲルを抽象化し既存研究の枠組みを外したときに、何ができるのか?を問う試みで、うまくいけばゲルという言葉の指す範囲そのものが劇的に変わる可能性があります。今回の「シュレディンガーの水曜日」はこれを中心に、プロジェクトの現場にいる若手3名と一緒に、期間中に何をどこまでやるつもりなのかを、ざっくばらんにお話しできればと思っています。
2026.08.27
一本道ではない世界を、どう描くか 一本の熊手を手にしたサルが、少し離れたところにある餌を引き寄せる。私が長年続けてきた脳研究は、そんな素朴な場面から始まりました。 サルの頭頂葉には、手に触れたものだけでなく、手の近くに見 […]
2026.08.27
「現代アートは気軽な気持ちで見に行って」と再三呼びかけている私ですが、いざ冷静に現代アート初心者におすすめの展覧会を選ぼうとすると、少し迷ってしまいます。 作品を楽しむには、どこか一つでも自分にとって身近に感じられる要素 […]
2026.08.14
私は、大学の教員を定年退職してから今年で3年が経ちました。ロンドンに来てからは1年経過しました。仕事も生活もいたって快適です(とは言いつつ、元々物価が高いことに加え、なんといっても円安が….)。特に仕事環境は、ある意味、 […]
2026.07.30
今回の「シュレディンガーの水曜日」は半導体量子デバイスが技術的テーマではありますが、それ以上に、国際ネットワークにおける人的交流の価値と重要性について語る会にしたいと思います。国際交流経験が豊富な入來篤史氏(帝京大学/理化学研究所)、原正彦氏(JSPSロンドンセンター)にも加わっていただいて、5人で国際交流のメリットを語り合うことにします
2026.07.28
現代アートがわからない気がするのは、おかしくない 私は大学で美術史学を学んだせいか、ときどき友人から「一緒に美術館に行って解説してほしい」と頼まれます。その言葉の裏には、「美術を知りたい。でもハードルが高い」という気持ち […]
2026.07.01
2026年7月15日(水)の「シュレディンガーの水曜日」は、「認知計算論」の最新状況を日高昇平先生(北陸先端科学技術大学院大学)からお話しいただき、原先生をはじめとするシュレディンガーなキュレータに加え、今回はゲストコメンテータとして高橋康介先生(立命館大)、清河幸子先生(東京大学)にも加わっていただきます。
2026.06.05