欧州は世界の人口の約10%を占める巨大な市場であり、言葉、文化、宗教の異なる42カ国から構成される地域である。このような数多くの国から構成される欧州は、陸続きで移動が容易でありながら制度が国ごとに異なり、携帯キャリアも国ごとに別々に存在するという、北米やアジア市場とは異なった特徴が存在する。欧州編第一回では、欧州市場の概要と、欧州を理解する上で重要なEUの役割を説明する。
2010.07.22
シャープは7月20日、都内で開催した次世代電子書籍フォーマットに関する記者発表会の席上で、年内にも電子書籍事業に参入することを明らかにした。独自に開発した電子書籍フォーマット「次世代XDMF」技術を核に、出版社・新聞社・印刷会社・取次会社などの協力を得て、配信サービスとタブレット端末を組み合わせた新たな電子書籍ソリューションを提供する。
2010.07.21
携帯電話機からキーパッド(テンキー)が消えていくという予測を英国の調査会社が発表した。携帯電話のほぼ100%が12個の数字キーを物理的に実装していたが、2015年には43%にまで減少するという。
2010.07.16
KDDI、ソフトバンクモバイルは2010年7月15日、国際標準の近接型無線通信方式「NFC」(Near Field Communication)の活用に向けて韓国最大の携帯電話事業者のSK Telecomとの3社で7月7日に覚書を締結したと発表した。NFCを利用して、携帯電話をかざす各種のサービスを日韓両国で相互利用する可能性を検討する。
UQコミュニケーションズが、2010年10月に開催されるCEATEC JAPANで、「WiMAX 2」の実証デモンストレーションを予定していることが分かった。7月14日、Wireless Japan 2010で行われた基調講演で、同社の野坂章雄社長が明らかにした。
2010.07.15
日立製作所とKDDIは2010年7月12日、携帯電話にUHF帯のRFIDリーダー/ライターを搭載したユビキタス端末を共同開発したと発表した。KDDIの法人向け携帯電話「E05SH」に、日立が開発した超小型で低消費電力のUHF帯のRFIDリーダー/ライターを搭載したものである。
2010.07.13
インドの電気通信局が、政府の指示により、スカイプ社とRIM社により、自社サービスで扱う電子メールその他のデータを当局が解読できるようにすることを求めたと現地の新聞が報じている。猶予期限が間もなく迫っており、提供を拒否した場合にはSkypeによるチャットやBlackBerryの電子メールなどがインドで遮断される可能性がある。
2010.07.12
米クアルコムが不振が続くモバイル放送サービス「FLO TV」部門について、事業売却をふくめ、さまざまな梃子入れの選択肢を検討しているという。
2010.07.07
米インテル(Intel)は台湾における同社のWiMAX事業を推進するWPO(WiMAX Program Office)を閉鎖すると社内で通知したようだ。同社は今回の措置を「マイナー」な組織改変と位置づけ、WiMAXへの支持は変わらないと述べている。
2010.07.05
ベトナムは、電気通信事業者に対する外資規制の緩和を検討している。現在はベトナム国内の事業者と共同事業を行う形態しか認められていないが、今後は30%を上限に投資のみを行うことができるようになるかもしれない。
2010.07.02