呼気で病気を嗅ぎ分けるナノテク鼻 2017.09.20 「ナノーズ(Na-Nose)」という技術は、「Nano Artificial Nose」ーーつまり、「ナノ人工鼻」から作った造語だ。数々の科学賞を受賞してきたイスラエル工科大学(テクニオン)の有名教授、ホッサム・ハイク氏(ナノテクノロジー、化学工学)が開発を進めている。この人工のナノテク鼻は、鼻の形はしていないが、人の病気を呼気(吐く息)から嗅ぎ分けることができるという。
サッカー選手向け認知トレーニング 2017.09.13 俊敏でボールコントロールが巧みな選手を集めてもサッカーの試合に勝つことはできない。チームで戦うスポーツの場合、個々のプレイヤーの身体能力だけ高めてもダメで、敵味方の位置と動きから状況を読み、先を見越して動くことが求められる。
会話支援アプリ「Talkitt」は音声コントロールデバイスの弱点「聞き取れない」を補完する 2017.09.07 超高齢社会に突入した日本でも、明瞭に言葉を発することができない人の数は今後増える一方だろう。音声コントロールの製品やサービスの増加も並行して進むはずなので、Talkittのようなアプリの重要度も増していく。
テクニオンの研究者、PECセルの正極・負極分離で燃料電池向けインフラ構築に役立つ「水素オンデマンド」を実現 2017.08.25 地球温暖化防止の観点から、自動車の電気自動車(EV)化が加速しているが、大きな問題となるのが走行距離と充電の問題だ。従来の内燃機関に比べるとEVは走行可能距離が短く、充電に時間がかかる。その点を解消できるのが燃料電池自動車だ。
災害救助を助ける、機動力ある一輪車付き担架 2017.08.16 江戸時代の駕籠(かご)は、二人以上の人間が前後で肩に担いで運ぶ。舗装されていないデコボコした道を進むには好都合だが、運ぶ方は重くて大変だ。明治になって登場した、大きな車輪がついた人力車は、乗客の体重はタイヤが支えてくれる […]