12月に入り、世界を揺るがすようなニュースが減り、年末モードに入った感が高まっている。その中でいくつかの方向性のあるトピックがあった。1つは「おもてなし」で、京都市が公衆Wi-Fiを強化、アプリックスは一般店舗などが手軽に外国人向けの情報を発信できるBeaconソリューションを提供するというものだ。
2014.12.08
KDDIは2014年12月4日、イリジウム衛星を使った衛星通信を手持ちのスマートフォンやタブレットで可能にする衛星モバイルルーター「イリジウムGO!」を12月5日に発売すると発表した。衛星を使うため、海上など携帯電話の電波が届かない場所のほか、災害時などでも音声通話やデータ通信が可能になる。
2014.12.04
NTTドコモが同社の「フルLTE」のプロモーション用に作成したYouTubeでの動画が話題になっている。「3秒でできる作り方を紹介します」とエビフライを3秒でつくる動画である。2つのレーンからエビが飛び出し、小麦粉、玉子、パン粉を通り、火炎をくぐり抜け、本当に3秒でエビフライができるという設定である。
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2014年12月1日、いわゆる格安SIMサービスの「OCN モバイル ONE」に、「音声対応SIMカード」を追加して提供を開始したと発表した。「70MB/日」コースの場合、月額料金は1600円。OCN光サービスを利用中のユーザーに対しては、「OCN光モバイル割」で1契約当たり月額200円を割り引く。
2014.12.01
登場がアナウンスされていたイオンの「イオンスマホ」第4弾の詳細が明らかになった。富士通製のスマホと通信サービスをセットにして月額2880円で利用できる。Firefox OS端末の国内導入に向けてMozilla Japanがキャンペーンを実施するという話題もあった。ソフトバンクモバイルは11月までとしていた旧プランなどの受付期間を延長し、当面は実質的に新旧両プランを選択できるようになりそうだ。
通信事業者各社は2014年11月28日、ユニバーサルサービス料金の番号単価を2015年1月1日に改定すると発表した。現行料金の3円(税込み3.24円)から2円(税込み2.16円)に引き下げる。
2014.11.28
NTTコミュニケーションズは2014年11月27日、インターネット上で写真やファイルなどのデータを保存、共有できるオンラインストレージサービス「マイポケット」の保存容量増加と機能追加を発表した。保存容量は64GBだった基本プランが128GBになるなど倍増する。実施は12月1日。
2014.11.27
アジアのICT業界のリサーチ・コンサルティングを手がけるROA Holdingsは2014年11月25日、日本の「携帯電話各社の基地局戦略と無線機市場」と題した調査報告書の概要を公表した。それによると、基地局数ではソフトバンクモバイル、セクタ数はNTTドコモ、LTE化ではKDDIがそれぞれトップという結果だった。また無線機ベンダーのシェアはノキア ソリューションズ&ネットワークが半数近くを占めて首位であることが明らかになった。
2014.11.25
11月も後半になり、年末に向けて落ち着いてきたのか業界を揺るがすような大ニュースはない1週間だった。サービス面では、ドコモが中国チャイナモバイルとTD-LTEのローミングアウトサービスを開始すること、フリービットが「freebit mobile」のサービスを大幅改定して料金、使い勝手の両面でブラッシュアップしたことがトピック。
KDDIは2014年11月21日、スマートフォンとタブレットなどでデータ容量をシェアして使えるようになる「データシェア」の開始に先駆けて提供している「はじまる!データシェアキャンペーン」を2015年1月31日まで延長すると発表した。
2014.11.21