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考える「食」

祝 ベアードビール創業20周年! ビールへの情熱に脱帽する ウイスキーと酒場の寓話(17)

2000年に沼津で創業した「ベアードビール」が、今年20周年を迎える(同社のヒストリー)。2008年夏に、その年にできた東京・中目黒の「タップルーム」(ベアード直営ビアレストランの名称)で衝撃を受けて以来、ビールに対する […]

2020.01.20

「機会損失」よりも「廃棄」をなくせ(横浜・崎陽軒 シウマイ弁当) ウイスキーと酒場の寓話(16)

横浜には「崎陽軒」という1908年(明治41年)創業の地元企業がある。看板商品は「シウマイ弁当」と「シウマイ」であるが、表記はあくまでシウマイであって、シューマイあるいは焼売ではない。シウマイや各種弁当などの販売とレスト […]

水割りを侮ってはいけない ウイスキーと酒場の寓話(15)

店にもよるだろうが、最近は「水割り」というと焼酎の水割りを指すことが多いらしい。しかし、ここは断固、ウイスキーの水割りということで話を進めたい。 水割りは、ウイスキーの飲み方としては最も親しまれているものだろう。実際、水 […]

2020.01.09

そこに「卵」は本当に必要なのか? ウイスキーと酒場の寓話(14)

世の中は、「卵」と「卵を使ったメニュー」に溢れている。卵が好きな人は実に多いようだ。完全栄養食品、あるいは物価の優等生など、卵にはいろいろな側面もあるだろうし、他人の嗜好をとやかくいうつもりもないのだが、「トローリ温玉乗 […]

2020.01.05

スティーヴ・ガッドというドラマーの話 ウイスキーと酒場の寓話(13)

酒といえば音楽、でもあるので、今回は音楽の話を少し。最近、東京のジャズクラブで「Steve Gadd Band」を観た。リーダーのスティーヴ・ガッドは、1945年生まれ。円熟は感じたが、衰えは全く感じさせない素晴らしい演 […]

2019.12.25

「安酒」ならではの楽しみがある ウイスキーと酒場の寓話(12)

個性を楽しむシングルモルトウイスキーは良いものだが、ちょっと背筋を伸ばして改まって味わうような感じもある。ラベルの内容などもちゃんと読んだりするし、そこにはストーリーもある。安くはないのでガブガブ飲む感じでもない。水やソ […]

2019.12.17

「インデアンカレー」に商売の真髄を見る ウイスキーと酒場の寓話(11)

カレーは、自分で作るようになってからは、師匠のインド人シェフのカレーをたまに食べに行くくらいで、外では滅多に食べなくなった。しかし、一つだけ例外がある。大阪が本拠地で1947年創業の「インデアンカレー」である。 インデア […]

2019.12.14

初めてのボトルキープはI.W.ハーパーだった ウイスキーと酒場の寓話(10)

学生の頃、バイト代が入ったときにバーボンの「I.W.ハーパー」をキープしたのが、人生初のボトルキープだった。当時はまだ、ウイスキー入門段階だったこともあり、飲んだことがあり、かつバイト代の範囲で手頃な価格、ということでI […]

2019.12.02

「迂闊な客」を反面教師とせよ ウイスキーと酒場の寓話(9)

雨の夜、独りで居酒屋のカウンターで飲んでいた。座敷の予約が何組かあったようで、三々五々集まってくるのだが、ほとんどの人が「予約したんですけどー」としか言わない。予約しているのは自分達だけではないのだ。何という名前で何人で […]

2019.11.25

ダメな店に妥協してはいけない ウイスキーと酒場の寓話(8)

立て続けにダメな店に当たってしまうことがある。人生、残された食事の回数は知れているのだから、無駄弾を撃っている場合ではないのだが、まったく困ったものである。飲食店は、開業の敷居が低いうえに、素人のバイトで回そうとする、な […]

2019.11.18

2010年創業の蒸留所からシングルモルトの新提案 ウイスキーと酒場の寓話(7)

「WESTLAND」は、米国ワシントン州シアトルで2010年に創業した蒸留所のアメリカン・シングルモルト・ウイスキーである。日本に初めて入ってきたのは2016年らしいが、遅れ馳せながら定番の3種類を比較試飲する機会があっ […]

2019.11.11

鍋料理には「お里」が知れる怖さがある ウイスキーと酒場の寓話(6)

寒くなってきたから鍋でも食べようか、などと思うようになったのだから、歳を取ったものだ、と感じる。若い頃は、まったくそんなことは思わなかった。北国育ちということもあるが、「どうせ店は暖房なんだし、鍋なんて暑いだけだろう」と […]

2019.11.03