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  • ⑥不便益研究から見た運転支援システムの課題

    2017.05.26

    ヒューマンエラーはなくならない。それを運転支援システムによってカバーするのはとても重要だ。しかし、ユーザが「運転支援システムがあるから注意力散漫で運転しても問題ない」と思ってしまうことを避けなくてはならない。

  • 人工知能学会2017で見えたAIの展望

    2017.05.25

    今年の人工知能学会の全国大会が名古屋で開催されています。 昨年の北九州市に比べると都会ということもあって心なしか昨年より盛り上がっているように思えます。 筆者も昨年に引き続き産総研主管のセッションに東大の松尾豊先生ととも […]

  • ②救急医療の実態―増え続ける救急搬送との戦い

    2017.05.25

    現在の日本における救急車の出動件数は600万件。この数字はここ10年間で年々増えてきている。そのために救急車の数が足りず、患者のもとに救急車が到着するのに8.5分、病院まで40分かかってしまう。

  • 手の震えを止めるウェアラブル「Emma」

    2017.05.24

    パーキンソン病患者には震えや動作困難などの症状が出る。アメリカではロンドン五輪の開会式に登場したモハメッド・アリや、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のマイケル・J・フォックスがこの病気と闘っているが、日本でも難病に指定 […]

  • 技術の進歩は受け入れるしかないが

    2017.05.22

    技術革新がグローバリズムによる高速の経済運動を引き起こし、その結果が「風が吹けば桶屋が儲かる」のように連鎖して、ポピュリズムの台頭を招くーーポピュリズムに賢く危機を乗り切る知恵はない。新たな状況に直面して恐怖に身がすくん […]

  • ⑤人間機械系の研究者として感じる自動運転の問題点

    2017.05.19

    レベル3以上の自動運転はとうぶん実現しない。事故の責任についての法的・哲学的問題や、センサーの検出精度を高めるためにかかるコストなど、解決すべき問題が山積しているためだ。可能性があるとすれば、高速道路に自動走行車専用レーンを作る、過疎地域のパーソナルモビリティとして最高速度を30km/hに限定したものを認めるなどだろう。

  • 知的情報処理の最前線:D-wave Systemsは止まらない

    2017.05.19

    随分と記事を書くのをサボってしまい、楽しみにしていた読者には悪いことをした。完全に筆者の怠慢である。 一方で研究者として、ちょっと面白い世界を覗き見ていたのも事実だ。その新しい世界について紹介するために、量子アニーリング […]