10億ドルもの資金を投じてインドで4G周波数を獲得した米クアルコム。その狙いは中国に次ぐ大規模な潜在市場で自社製チップ搭載スマートフォンの浸透を促すことにある。
2011.09.26
「腕時計型のコンピュータをつくろう」という試みは以前からあったが、最近ではスマートフォンなどと連動するタイプの「スマートウォッチ」開発が進められており、そうしたプロジェクトのひとつであるMeta Watchは先ごろ親会社のティソから分社化されたという。
2011.09.16
「地上でもっとも強く伝導性の高い物質」とされ、太陽電池などの半導体やタッチパネルなどさまざまな技術分野への応用が期待されるグラフェンだが、これを光通信技術に適用することで、いまより数十倍も高速なネットワークを実現する可能性が浮上したという。
2011.09.02
米国の有料テレビ業界–ケーブルテレビ(CATV)と衛星テレビ–では、今年第2四半期に大手6社だけでも60万人ちかい加入者が契約を打ち切った。この大幅減少の背景には、「新規参入者との競争激化」や「オンライン動画配信サービスへの乗り換え」などの以前から続く流れがあり、このところ厳しさを増した景気の低迷がこの傾向に拍車をかけているという。
2011.08.26
今週はじめに「LTE対応のiPhone」に関する話題がまたウェブ上で盛り上がっていたようだ。そこで、これを機にその種類や登場の時期などに関する可能性を、あらためておさらいしてみたい。
2011.08.19
バイドゥ(Baidu)といえば、中国の検索サービス最大手として、圧倒的な存在感を誇る企業だが、そのバイドゥがサービス開始後1年に満たないマイクロブログ「百度说吧」(Baidu Shuoba)の閉鎖を早々と決定した。
2011.08.12
WSJ.comの”Tech Europe”というブログで、欧州のIT業界に対するベンチャーキャピタルの投資に関する話を載せているが、それによると人口ひとりあたりの投資額はフィンファンドが46ドル、スウェーデンが45ドルと、欧州全体の約6倍以上になっているという。
2011.08.05
今年のはじめに「アップル銀行の金庫で現金が積み上がっている」という話を紹介した。あの時点で約600億ドルといわれていた同社の手持ち資金(現金および短期証券)はその後もどんどん増え続け、今月半ばに発表される4-6期決算では「700億ドル突破」の声も出てきている。
2011.07.08
慢性的な断水に悩まされるインドのある街で、普及が著しい携帯電話を利用した興味深い取り組みが進められている。
2011.07.01
ケニアの携帯通信市場といえば、最近ではボーダフォングループ(Vodafone Group)のサファリコム(Safaricom)が展開し、急速に利用者数を伸ばしている送金サービス「M-Pesa」などがすぐに思い浮かぶ。だがグローバルなスマートフォン普及の波がはやくも押し寄せ、状況はさらに先へと進んでいるようだ。
2011.06.24